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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784642052887
作品紹介・あらすじ
奈良時代の政治家。母の橘三千代の死後、臣籍降下して橘諸兄(もろえ)となる。藤原四兄弟が疫病に倒れると政権の中枢に立ち、聖武天皇の度重なる遷都や東大寺大仏の造営など、天平期の諸政策を主導するが、藤原仲麻呂の台頭で失脚する。五世王にすぎなかった諸兄はいかにして政界の頂点に登りつめたのか。最新の発掘成果にも触れつつその生涯を描き出す。
みんなの感想まとめ
奈良時代の政治家の生涯を描いたこの作品では、橘諸兄の多面的な魅力が浮き彫りになります。彼は、母の姓を受け継ぎ、藤原四兄弟の死後に政権の中枢で活躍し、聖武天皇の時代に数々の政策を主導しました。著者は、諸...
感想・レビュー・書評
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この時代のものは色々読んでるけど、諸兄もまたあまり深堀りしてこなかった人物だったこともあり視点が変わって見え方が違う部分ありますね。政策一辺倒でもなく文学面ばかりでもなく橘諸兄のバランスの良さを感じました。まさに人徳であそこまで昇った人物でしょう。
諸兄の、万葉集に見られるエピソードはどれも好きですねえ。
元正太上天皇の御在所での雪かき奉仕の宴会でのエピソードも好きですが、天平勝宝四年の林王宅の宴で大伴家持の歌の末の句を換えて、その後で元のままでいいという指示をし直した話が印象的でした。
そして諸兄の立場からの聖武天皇の東国行幸から始まる彷徨五年、改めて見るとクッソめんどくさいな!!!っていう感想しか出てこないしこれだけ付き合ってきた諸兄が、無礼があったと密告された件でもし聖武が罪に問うようなことがあったら、おれだったら謀反するぞってぐらい諸兄はエライ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
母の姓を賜り、藤原四子亡きあと政権の中枢として天平期を主導するも、失脚へといたる生涯を時代の推移と共にたどり、その政策の方向性や政争の中における役割を示す内容。橘氏から見る奈良時代中期の政治動向がわかりやすい。
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出てくる人物の名前がどれもとにかくややこしい。
でもたいへんおもしろかった。
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