二条良基 (人物叢書 新装版)

著者 :
  • 吉川弘文館
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642052955

作品紹介・あらすじ

南北朝時代の関白。当初後醍醐天皇に仕えながら北朝で長く執政し、位人臣を極める。南朝の侵攻、寺社の嗷訴、財政の窮乏等あまたの危機に立ち向かい、室町将軍と提携し公武関係の新局面を拓く。かたわら連歌や猿楽を熱愛し、『菟玖波集』を編み世阿弥を見出す。毀誉褒貶激しい複雑な内面に迫り、室町文化の祖型を作り上げた、活力溢れる生涯を描く。

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  • 南北朝期前半の公家社会において重きをなし、公武統一政権への道を拓いた二条家当主の伝記。政治面だけでなく学芸への貢献についても多く扱われている。毀誉褒貶の激しい生涯であるが、室町時代を形成した重要人物の一人であることが良く分かる。

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著者プロフィール

慶應義塾大学文学部教授
著書・論文:『二条良基』(人物叢書、吉川弘文館、2020年)、『中世和歌史の研究 撰歌と歌人社会』(塙書房、2017年)など。

「2024年 『古典文学研究の対象と方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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