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- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784642052955
作品紹介・あらすじ
南北朝時代の関白。当初後醍醐天皇に仕えながら北朝で長く執政し、位人臣を極める。南朝の侵攻、寺社の嗷訴、財政の窮乏等あまたの危機に立ち向かい、室町将軍と提携し公武関係の新局面を拓く。かたわら連歌や猿楽を熱愛し、『菟玖波集』を編み世阿弥を見出す。毀誉褒貶激しい複雑な内面に迫り、室町文化の祖型を作り上げた、活力溢れる生涯を描く。
感想・レビュー・書評
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南北朝期前半の公家社会において重きをなし、公武統一政権への道を拓いた二条家当主の伝記。政治面だけでなく学芸への貢献についても多く扱われている。毀誉褒貶の激しい生涯であるが、室町時代を形成した重要人物の一人であることが良く分かる。
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