大伴旅人 (人物叢書 新装版)

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  • 吉川弘文館
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642053020

作品紹介・あらすじ

飛鳥・奈良時代の歌人・政治家。『万葉集』に多くの作品を残す。家持の父として有名だが、古来の名族大伴氏の中核で高級官人としての活躍はあまり知られていない。栄達の過程、藤原氏との確執、大宰府への下向、山上憶良との交友などを、歌とともに辿る。個人の内奥の心情を表出した歌の世界を切り開き、「文章の力」を信じた生涯を明らかにする。

感想・レビュー・書評

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  • 大氏族大伴氏の中心で官位こそ大納言に至ったものの正史にはほとんど記載のないほど政治的には不遇だったという大伴旅人が、妻を失ったことへの歌が潘岳の悼亡詩の系譜であったり、大宰府の長官・大宰帥として官員を主導して制作した例の「梅花の歌三十二首」や「松浦河に遊ぶ」集団詠が文化的価値によって中央への対抗としていた側面があり、これらの歌は古代中国の典故に裏打ちされているものであることが良く分かった。

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著者プロフィール

1959年、東京都生まれ。東京大学文学部教授。日本上代文学専攻。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学、東京大学)。単著『大伴家持「歌日誌」論考』(塙書房)、『日本人のこころの言葉 大伴家持』(創元社)、『人物叢書 大伴旅人』(吉川弘文館)。共編著『人生をひもとく 日本の古典』全6巻(岩波書店)、『萬葉集研究』第三十六集~第四十集(塙書房)など。

「2021年 『万葉集の基礎知識』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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