ヒトラーのニュルンベルク (歴史文化ライブラリー)

  • 吉川弘文館 (1899年12月31日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784642054904

作品紹介・あらすじ

第二次大戦後、ナチスの戦争犯罪を裁く国際法廷が開かれた街ニュルンベルク。だが、この古都はヒトラーに愛され、ナチ党全国大会開催地としてドイツの現代史をになっていた。壮大な光のページェントを現出したナチスの祝祭空間。その背後で展開されたユダヤ人の強制移送。大衆運動としてのナチズムを多角的に論じ、「ヒトラーの時代」を改めて考える。

感想・レビュー・書評

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  • ナチ・ドイツの勃興と興隆と滅亡を、ドイツの一地方都市、ニュルンベルクでの出来事に主に焦点をあて記述したコンパクトながら労作。ヒトラー、ナチス政権成立前から警察を含めてかなりヒトラーやナチスに好意的な街であったことなどがわかる。ここで戦後ニュルンベルク裁判、及びニュルンベルク継続裁判が開かれた舞台になったとはまことに歴史の皮肉と言えるだろう。

  • 地域史

  • 「意志の勝利」の監督は、ナチ党員ではなかった、しかも反ユダヤ人でもなかった。
    当時90%がヒトラーに熱狂していた。
    ナチスは合法政党だった。
    フランクフルト、ミュンヘン、ベルリンはまだユダヤ人いとって安全な雰囲気があった。

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著者プロフィール

芝 健介(シバ ケンスケ)
1947年生まれ。東京大学大学院社会学研究科国際関係論博士課程単位取得退学。東京女子大学名誉教授。専攻はドイツ近現代史、ユダヤ人問題史、ニュルンベルク裁判論。著書に『武装SS──ナチスもう一つの暴力装置』(講談社、1995)、『ヒトラーのニュルンベルク』(吉川弘文館、2000)、『ホロコースト』(中公新書、2008)、『武装親衛隊とジェノサイド』(有志舎、2008)、『ニュルンベルク裁判』(岩波書店、2015)、『ヒトラー』(岩波新書、2021)ほか、訳書にN. フライ『総統国家──ナチスの支配1933~1945年』(岩波書店、1994)、M. フルブルック『二つのドイツ 1945–1990』(岩波書店、2009)、G. アリー『ヒトラーの国民国家』(岩波書店、2012)、監訳書としてJ. ハイデッカー/J. レープ『ニュルンベルク裁判 上・下』(白水社、2023)などがある。

「2025年 『ファシズム時代のシオニズム〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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