役行者と修験道の歴史 (歴史文化ライブラリー)

  • 吉川弘文館 (1899年12月31日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (222ページ) / ISBN・EAN: 9784642054980

作品紹介・あらすじ

日本古来の山岳信仰に外来の仏教・道教や成立神道の影響によって形成された修験道。山の修行によって得られた験力を用い、加持祈祷などをもって、社会・文化に影響を与えてきた。この宗教は役行者を祖師と仰ぎ、それぞれの時代において理想的な役行者像を創造してきた。役行者伝承の展開を通して、修験道の歴史と各時代の宗教・社会状況を解明する。

感想・レビュー・書評

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  • 2000年刊。著者は慶應義塾大学名誉教授・国学院大学大学院講師。


     在来の山岳信仰を道教・仏教などに重ね合わせることで生まれ出た修験道。
     それは、7世紀後半、伊豆に配流されたことが正史上の唯一の記事である役君小角(えんのきみおづね)を伝承上の開祖として成立していく。
     すなわち役小角は実在は兎も角、その業績・言動が伝わらない中、後世の修験道者が、各々の時期に即して様々な解釈を施し、開祖化した。つまり修験道者の共同幻想の産物なのだ。本書はその各時期における役小角への視角を通じ、時期毎の修験道の解読を試みる。


     正直細かい。そして各時期の視角の違いが齎した社会への影響は余り触れられず、修験道者の社会における役割も明確にならないので、個人的な関心事からは外れた感じ。まぁ修験道自体に関心が向けば、良い本なのかもしれないが…。

  • 「これでわかる役行者の創り方」

  • 「面白そうだから」と貰いました(笑)

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著者プロフィール

慶應義塾大学名誉教授。日本山岳修験学会名誉会長。

「2019年 『富士山 信仰と表象の文化史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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