東国の南北朝動乱 (歴史文化ライブラリー)

  • 吉川弘文館 (1899年12月31日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (218ページ) / ISBN・EAN: 9784642055314

作品紹介・あらすじ

後醍醐帝に「関東は戎夷なり」といわれ、野蛮で文化水準も低いとされた東国。そこへ果敢に身を投じた一人の貴族北畠親房。鎌倉幕府滅亡により、新たな秩序を求めていた東国に、彼は何をもたらしたか。結城・宇都宮など北関東・奥羽の有力豪族の動向や、鎌倉府など室町幕府支配構造の成立過程を辿り、親房と東国武士にとっての南北朝動乱を考える。

感想・レビュー・書評

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  • 大河の『太平記』を見ていて北畠顕家について気になって図書館で借りてみたけど、メインは父親の親房の方だった。それでも色んな知らない事が多く楽しく読めた。親房が鎌倉幕府の制度に理解があったとか鎌倉幕府を倒すためにはあまり動いてなかったとか関東の情勢とか面白いな~。結城親朝とか興味があるな。

  • 常陸合戦を中心に、北畠親房と東国の武家社会との関係を説き明かす。
    親房の理想と、武士たちの現実感との乖離がよく分かる。決定的に時代遅れだったわけだ。理想は美しかったのだけれど。実は後醍醐の目指すところととも違っていたんだ、ということは初めて知った。もっとも後醍醐の政治的理想なんてクズ同然なのでね。

  • 【推薦文】

    ”戦う公卿、北畠親房”

    日本に天皇が2人並び立つ南北朝時代。とかく「京」と「吉野」、「公家」と「武家」の対立に注目が集まりがちだが、抗争の舞台はそこだけではなかった。
    「東国」でも南北朝の抗争が繰り広げられていた。「戎夷」といわれた東国へ身を投じた「上流貴族」北畠親房と彼を取り巻く東国武士たちの戦いが分かりやすく書かれている。

    (国際文化学研究科 KY)


    【配架場所】
    総合・国際文化学図書館 2F 国際文化学図書館学生選書 210-45-I

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著者プロフィール

伊藤喜良(いとう きよし)
1944年、長野県に生まれる。
1974年、東北大学大学院文学研究科博士課程修了。
現 在 福島大学名誉教授、文学博士。

【おもな著書】
『日本中世の王権と権威』(思文閣出版)、『中世王権の成立』(青木書店)、『中世国家と東国・奥羽』(校倉書房)、『東国の南北朝動乱』(吉川弘文館)、『足利義持』(吉川弘文館)、『動乱と王権』(高志書院)ほか多数

「2023年 『伊達稙宗 奥州王への夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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