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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784642055345
作品紹介・あらすじ
明治末期、新聞社のイベントとして登場した日本最初の海外観光旅行は、欧米列強に追いつき、帝国へとのし上がる物語の一環であった。そこで誕生した日本人の観光のまなざしは、「見る」ことが「見られる」ことになる屈折した体験であった。日本人の海外見聞記や外国からの日本観光団の報道などから、近代日本の屈折した自意識を浮き彫りにする。
感想・レビュー・書評
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日露戦争後に始まった団体による海外観光旅行三つを取り上げて、その背景や旅行に対する意識の変化などをあぶりだす。国威を背負って少し背伸びした旅から、快楽を求める旅へと変化していったこと、旅へのイメージを喚起・増幅させるマスコミの役割の大きさの指摘が印象的。
団体旅行の歴史は、外国人をどう見るか、外国人からどう見られている(と思う)か、という屈折した自意識満載の眼差し変遷の歴史でもあるのだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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