海外観光旅行の誕生 (歴史文化ライブラリー 134)

  • 吉川弘文館 (1899年12月31日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784642055345

作品紹介・あらすじ

明治末期、新聞社のイベントとして登場した日本最初の海外観光旅行は、欧米列強に追いつき、帝国へとのし上がる物語の一環であった。そこで誕生した日本人の観光のまなざしは、「見る」ことが「見られる」ことになる屈折した体験であった。日本人の海外見聞記や外国からの日本観光団の報道などから、近代日本の屈折した自意識を浮き彫りにする。

感想・レビュー・書評

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  • 日露戦争後に始まった団体による海外観光旅行三つを取り上げて、その背景や旅行に対する意識の変化などをあぶりだす。国威を背負って少し背伸びした旅から、快楽を求める旅へと変化していったこと、旅へのイメージを喚起・増幅させるマスコミの役割の大きさの指摘が印象的。
    団体旅行の歴史は、外国人をどう見るか、外国人からどう見られている(と思う)か、という屈折した自意識満載の眼差し変遷の歴史でもあるのだ。

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著者プロフィール

1943年 神奈川県生まれ 1967年 東京大学文学部国史学科卒業 1972年 東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学 元東京経済大学教授 ※2016年12月現在
【主な編著書】 『海外観光旅行の誕生』(吉川弘文館, 2002年) 『陸羯南』(吉川弘文館, 2007年)  『「中立」新聞の形成』(世界思想社, 2008年) 『近代日本のメディアと地域社会』(吉川弘文館, 2009年)

「2023年 『近代日本メディア史 Ⅰ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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