女人禁制 (歴史文化ライブラリー)

  • 吉川弘文館 (1899年12月31日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (238ページ) / ISBN・EAN: 9784642055383

感想・レビュー・書評

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  • 大峯奥駈道の女人結界について知りたくて読み始める。

    非常に面白い内容だった。

    ・女人禁制については一つの理由ではなく、様々な文化的背景や経緯から起こり、明治以降何度も開放についての機会や検討が行われた。しかしその度強硬手段により開山を決行しようとした者がいたおかげで、現在のような形となっている
    ・女人禁制=女性排除の考えは九世紀後半頃より起こる。これは仏教の教義である女性罪業観が穢れ感と結びつき不浄観へと展開し、不浄(月の障り)女性→女性は穢れとなり、女人禁制となった。また日本では国家律令制が確立され、男性優位な仕組みが出来上がってきたことにより女性の地位が低くなっていったことも関係が大きい
    ・修験道(大峯奥駈道)の女人禁制は、女性が穢れているからということではなく、色欲排除の意図が大きい

  • 2008年10月23日

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著者プロフィール

鈴木正崇:慶應義塾大学名誉教授。専門は民俗宗教、祭祀芸能、民族生成の比較研究、および民俗社会を中心とする日本文化論など。著書に、『神と仏の民俗』(2001年)、『女人禁制』(2002年)、『山岳信仰』(2015年)、『熊野と神楽』(2018年)など多数。

「2019年 『BIOCITY ビオシティ 79号 自然と文化をつなぐデザイン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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