関東大震災と戒厳令 (歴史文化ライブラリー)

  • 吉川弘文館 (1899年12月31日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784642055628

作品紹介・あらすじ

大震災の直後、法的手続きが不十分なまま出された戒厳令の下で、六千名以上の朝鮮人や七百名以上の中国人、社会主義者や労働運動家たちが殺害された。流言蜚語(デマ)が広まり、主に民間人の自警団によって虐殺が行われたとされるが、軍隊と警察は抑制する側だったのか? 虐殺の実態やデマの出所とその意図を探り、隠された真実を暴き出す。

感想・レビュー・書評

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  • 長く関東に住んでいながら、関東大震災がどういう出来事だったかをほとんど知らないことに気づいて読んでみた。
    朝鮮人・中国人の虐殺が行われたという話は聞いたことがあったものの、それが数千人規模であったことや、自分が住んだことのある地域でもまさに起きていたことだとは全く知らなかった。
    また、本書の主眼である、流言は民衆ではなく官憲から発生したのでは?(特に神奈川県警から?)という説は全く知らなかったので、なるほどこういう史料が残っているのかと驚いた。

    カタカナ混じりの史料がかなり多く、なかなか頭に入ってこないので、大著ではないが読むのは大変。

  • (後で書きます。史料紹介、文献紹介として充実)

  • 著者は法政大学名誉教授。関東大震災発生後、朝鮮人が多数虐殺された。その要因、過程、中でも官憲が果たした意味、役割を解読する。特に官憲側の直接的な虐殺に関する分析が目を引く。2003年刊行。

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著者プロフィール

1930年朝鮮京城府(現・韓国ソウル市)に生れる。45年敗戦で中国青島市から日本に引揚げる。54年横浜国立大学卒業。62年法政大学大学院(日本史学専攻)博士課程修了。71年文学博士。現在、法政大学経済学部教授。明治大学大学院講師。

「1998年 『皓星社ブックレット6 中国人戦争被害者の証言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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