江戸の海外情報ネットワーク (歴史文化ライブラリー 207)

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  • 吉川弘文館
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642056076

作品紹介・あらすじ

鎖国下の江戸で、人びとはどのようにナポレオンやベトナム象などの海外情報を入手したのか。ペリーの砲艦外交やロシア軍艦の対馬占拠事件を分析。海外情報ネットワークが、ついには幕府の崩壊をもたらした姿を描く。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    鎖国下の江戸で、人びとはどのようにナポレオンやベトナム象などの海外情報を入手したのか。
    ペリーの砲艦外交やロシア軍艦の対馬占拠事件を分析。
    海外情報ネットワークが、ついには幕府の崩壊をもたらした姿を描く。

    [ 目次 ]
    情報の役割―プロローグ
    海外情報の収集・発信の地―長崎と横浜
    異国情報と江戸社会
    緊迫する海外情勢と国内政治
    幕末の異国船来航と情報分析
    情報と幕府の崩壊―エピローグ

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    [ 参考となる書評 ]

  • 分類=幕末維新期・外交・情報・岩下哲典。06年1月。

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著者プロフィール

1962年、信州『たのめの里』(長野県塩尻市・辰野町)生まれ。1985年青山学院大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。2001年博士(歴史学)。明海大学教授等を経て現在東洋大学文学部教授。
著書『予告されていたペリー来航と幕末情報戦争』(洋泉社新書y、2006年)、『江戸無血開城―本当の功労者は誰か?』(歴史文化ライブラリー、吉川弘文館、2018年)、『ロシア海軍少尉《ゴローウニン事件》ムールの苦悩』(右文書院、2021年、共著)、『見る・知る・考える 明治日本の産業革命遺産』(勉誠社、2022年)、『「文明開化」と江戸の残像』(ミネルヴァ書房、2022年、編著)、『江戸無血開城の史料学』(吉川弘文館、2022年、編著)など。

「2023年 『信州から考える世界史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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