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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784642056618
作品紹介・あらすじ
明治政府が列強諸国と対等になることを目的とした文明開化政策。華やかさの一方で、入墨・混浴などを禁止した違(い)式(しき)?(かい)違(い)条例が施行され、自らの文化を「文明化」のもとで規制していった。風俗統制は、日本社会に何をもたらしたのか。先住民族であるアイヌを含む実態を探り、近代以降の日本人の文明観に大きな影響を与えた文明開化の意味を問い直す。
感想・レビュー・書評
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明治政府が野蛮な国との西洋からの印象を除くため条例で、禁止した風俗の数々。男女混浴、往来での裸・大小便、男女の相撲、そして文身(いれずみ)など。確かに私たちが途上国の様子を見ていると、明治初年頃の日本がそのように見られたことはやむを得ないところです。アイヌの女性の文身が禁止されたというのも、少数民族の立場から見て複雑なところがあります。アイヌと沖縄人がお互いに相手をどう呼ぶのか、言葉が無く、「シサム(アイヌ語で隣人)」と呼ぶしかなく、沖縄からも「ヤマトンチュウ」と呼ばざるを得ないと言うのは、単一民族を前提としているためなのか・・・申し訳ない気がします。
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文明開化の時、日本の風俗は政府によってどのように変えられたのか。政府にはどのような思惑があったのか。また、アイヌの習俗はどうだったか。
普段なかなか手に入らない資料を駆使しながら、描写豊かに論じられていて読みやすい。今日の日本の文明観のルーツがここにあり、また文明開化以前の風俗とその思想も覗き見ることができる。ライトながら興味深い、視野を広げてくれる一冊。 -
分類=歴史・日本史・近代史・明治時代・文明開化・文化・風俗。08年8月。
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