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Amazon.co.jp ・本 (230ページ) / ISBN・EAN: 9784642056830
作品紹介・あらすじ
少年時代の夏目漱石をはじめ明治・大正期の若者たちは、幕末の文人官僚・林鶴梁の作品を愛読した。彼の十九年にわたる日記を基に、その暮らしぶりを描き出す。家計に苦心しながらも、一家の主として家族を慈しむ姿。代官として誠実に職務を果たす日々。幕府への忠節と、ひそかに抱いた尊王攘夷への思い。激動の時代を生きた人間像が浮かび上がる。
みんなの感想まとめ
激動の幕末を生きた文人代官の人生を描いた作品で、家族への愛情や職務に対する誠実さが際立っています。林鶴梁の日記を基に、彼の生活や思想が浮き彫りになり、明治・大正期の文豪たちが彼を愛読した理由が理解でき...
感想・レビュー・書評
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手に取ったのは、日経新聞の書評から。夏目漱石、永井荷風などが愛読していた林鶴梁の日記という触れ込みに惹かれて。
最近、京都の下賀茂神社で昔の日記を見つけたからか、人の考えに興味があるからか、最近リアルな日記というものに惹かれている。
これもそのようなものだと期待したのだけれど、そもそも日記ではなかった。日記をベースに歴史的事実から彼の人生を振り返るというものだった。。。
悪い本ではないけど、題名が誤解を招くのは確かだと思う。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
明治の文豪たちを魅了した幕末の文人代官の生涯。
夏目漱石など明治・大正期の若者を魅了した幕末の文人
官僚・林鶴梁。十九年に及ぶ日記からその暮らしぶりを
描く。家族を慈しみ、誠実に職務を果たす日々。
幕府への忠節と新時代への思い。激動の時代と人間像が
浮かぶ。
日記が語る文人幕吏の人生 プロローグ
江戸と甲府の生活
藩領代官の時代
時代の波
文人林鶴梁、その生涯
林鶴梁日記について エピローグ
林伊太郎鶴梁は幕臣。20俵2人扶持、鉄砲箪笥組同心
という最下級の御家人出である。37歳で御目見得を果
たして勘定方に進み、旗本の末席に連なる。
評定所留役助出役、甲府微典館学頭出役、遠州中泉代官、
羽州柴橋代官、御納戸頭、新徴組支配(1000石)など
を務めた。松代藩主真田幸貫、佐賀藩主鍋島斉正、水戸藩
主徳川斉昭らと交流があり、また川路聖謨、伊沢政義、岩
瀬忠震などとも親交があった。
本書では幕末文人代官の日常生活を窺い知る事が出来るが
話が前後する記述はわかりずらい。また、なぜ最下級の御
家人であった林が累進したのかが書かれていない。面白い
素材ではあるが十分に生かされていないのが残念であった。
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