近世の仏教 華ひらく思想と文化 (歴史文化ライブラリー)

  • 吉川弘文館 (2010年6月21日発売)
3.50
  • (0)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 58
感想 : 2
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784642057004

作品紹介・あらすじ

近世の仏教は、幕府の支配下で堕落し、儒教や国学など新しい思想に取って代わられた――そのような通説ははたして真実なのか。寺檀制度のもと統制されていた仏教は、中国からの黄檗宗の影響や出版文化の隆盛により活力がもたらされ、民衆世界にまで大きく華ひらいていた。中世から近代までの宗教思想の潮流をとらえ、新しい近世仏教像を切り拓く。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ふむ

  • 江戸時代の仏教は堕落・停滞、儒学が活発という常識を丁寧に覆す一冊。葬祭をはじめ、仏教が生活に浸透し、安定していくのは江戸時代のこと。興味深いのは、座禅と念仏を行う黄檗宗の影響と出版文化の隆盛による刺激。ひとつものの裏と表も確認できる好著。

    初学者にも読みやすい内容で、末尾では、近代仏教への展望も含まれている。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

国際日本文化研究センター名誉教授、専門は宗教学、著書に『絶望でなく希望を:明日を生きるための哲学』未来哲学双書(ぷねうま舎 2023)、『死者と霊性の哲学』(朝日新書 2022)他

「2025年 『談 no.132』 で使われていた紹介文から引用しています。」

末木文美士の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×