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Amazon.co.jp ・本 (200ページ) / ISBN・EAN: 9784642057059
作品紹介・あらすじ
霊鬼が彷徨い、神仏が姿を現す夜。秩序と必然性が支配し、人間が活動する昼。人と異界が交錯する境界の時間帯、朝・夕。古代の人々の時間についての感覚を探り、その意味を読み解く。また国家が、時刻制導入によって祭祀を管理し、貴族の政務から都の人々の暮らしまでを律しようとするさまを明らかにする。古代人の感性と想像力に迫る新しい古代史。
みんなの感想まとめ
古代社会における時間の感覚を深く探求するこの作品は、昼と夜の対比を通じて人々の心性を浮き彫りにします。昼は秩序が支配し、夜は異類の存在が活動する神秘的な時間帯として描かれ、古代人は視覚以外の感覚を駆使...
感想・レビュー・書評
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頼長が為朝の進言した夜討ち案を却下するに至った「古代社会の昼と夜感覚」。
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朝・昼・夕・夜の時間帯に対しての古代人の心性について書かれている。
昼は秩序、夜は異類のものが闊歩する。
夜は視覚以外の感覚で人々はなにごとが起きているかを感じ取り、
朝、視覚によって夜の出来事を認識し驚愕する。
夕は逢魔が時、異類のものが活動を開始する時間でもある。
現代、夜は明かりが耐えないようになり、異類のものの時間ではなくなった。
故に現代人はそれまでのような感覚を色々な面で失っていると考えられる。
感覚が失われて行く中で、こういった視点から考えてみることは重要だと思った。
すらすら読めるが、示唆に富む一冊だと思う。
著者プロフィール
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