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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784642057066
作品紹介・あらすじ
鮮やかな壁画に彩られた高松塚・キトラ古墳。四(し)神(しん)の姿勢や青龍・白虎の指の本数、人物群像の服装、十二支像の配置、石槨の形や出土遺物などを、中国考古学の視点から分析する。両古墳が造られたとされる七世紀末から八世紀の時代背景を、持(じ)統(とう)天皇と唐の武(ぶ)則(そく)天(てん)の二人の女帝を通して考察。古い時代と新しい時代の要素が混在する古墳の謎を読み解く。
みんなの感想まとめ
古代の高松塚・キトラ古墳に秘められた謎を、中国考古学の視点から深く掘り下げた一冊です。著者は、鮮やかな壁画や古墳の構造を丹念に分析し、七世紀末から八世紀の歴史的背景を持統天皇と武則天の視点から考察して...
感想・レビュー・書評
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中国の歴史や遺物を丹念に紹介したうえで高松塚古墳とキトラ古墳の彩色壁画等について考察したオタクな1冊。
ある程度の古代史オタクじゃないと読んでいて苦痛になるだけだと思います。
我が家は古代史オタク一家なので、詳細な例はある程度ナナメ読みをしたうえで、中国に例があるように高松塚やキトラの被葬者は改葬だった可能性があることや、則天武后と持統天皇が同時代の人だったことなど「なるほど…」と思うことが多数ありました。
基本的にこのジャンルを専攻している学生さんや研究者向けの本ですかね。
古代ロマンや空想のネタとしては、詳細過ぎて読むのが大変かと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中国考古学の視点から高松塚・キトラ古墳の謎に迫る、というもの。
中国考古学というのがとても新鮮な視点だと思います。
これまでも壁画の対比などで中国の図像は扱われていましたが、より深い。
武則天と持統天皇の比較というか、持統天皇が武則天を意識していたであろうという見方からの論も面白いのですが、己の権力保持のために有力者を粛清していった、というような記述で済ませられているのはもったいないというか。
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