その後の東国武士団: 源平合戦以後 (歴史文化ライブラリー 327)

著者 :
  • 吉川弘文館
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642057271

作品紹介・あらすじ

坂東八ヵ国と伊豆・甲斐の国々に蟠踞した東国武士団。彼らは、源平争乱後の時代をどのようにして生き抜いていったのか。佐竹・小山・宇都宮・新田・足利・武田・伊東・千葉氏など、室町・戦国期における消長を辿る。

感想・レビュー・書評

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  • 刀伊の入寇の著者だったのか、どうりで
    武家貴族のありようが分かりやすく書いて
    あった・・・武家が誕生する際の状況説明
    が助かる
    今回は平家・源氏などの大枠ではなく、武
    蔵七党とか小さな軍団の出来た由来まで詳
    細に書いてあるので判り易い
    本日、中世以前の関東というYoutubeを発
    見したので比べてみよう

  • 地域史

  • 間もなく始まる職場の特別展が、
    相模の城と館と題して中世・武士がテーマなので読んでみました。

    入門書ではありますが、
    それなりの前提知識が必要な本ですね。
    浅くも深くもない、
    そういう守備範囲の本なのですが、
    ちょっと中途半端な感じがしないでもないです。

  • 源平争乱の後、東国武士団は室町、戦国時代をどう生き抜いたか。
    各氏の系図なども掲載しているが、いかんせん、一つの氏について割いたページ数が少ない。

  • 東国武士というと、源平合戦が有名だが、そこに居た武士たちはその後どうなったのか、という本です。

    初めに、その辺りの時代をザクッと説明しているので、入りやすいです。

    全体を書くことが第一なので、それぞれの記述は簡単です。
    興味が湧いた氏族を調べていけばいいと思います。

  • 鎌倉から戦国にかけての鎌倉府傘下の各国武士団の盛衰。網羅的すぎて簡易な叙述なのは残念だが、趣旨状仕方ない。

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著者プロフィール

1952年生まれ。1985年、学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程満期退学。現在、日本大学文理学部教授(特任) ※2022年9月現在
【主要著書】『武士の誕生』(講談社学術文庫、2013年)、『恋する武士 闘う貴族』(山川出版社、2015年)、『敗者たちの中世争乱』(吉川弘文館、2020年)、『刀伊の入寇』(中央公論新社、2021年)

「2022年 『奥羽武士団』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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