熊谷直実 中世武士の生き方 (歴史文化ライブラリー)

  • 吉川弘文館 (2014年8月20日発売)
4.00
  • (0)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 25
感想 : 4
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (190ページ) / ISBN・EAN: 9784642057844

作品紹介・あらすじ

治承・寿永の内乱における劇的な生き方が多くの伝説を生み、物語として語り継がれてきた熊谷直実。武蔵国熊谷郷を本拠に起った新興の小さな武士は、栄光と挫折の人生を味わい、やがて出家を遂げ法然の門を叩く。なぜ武士身分として生涯を貫徹できなかったのか。彼の苦悩や行動の真意を当時の社会や信仰の世界から探り、中世武士とは何かを考える。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

中世武士の生涯とその内面的な葛藤を深く掘り下げた内容で、熊谷直実の波乱に満ちた人生が描かれています。彼は源氏方の武士として名を馳せた後、出家を選び法然の弟子となる道を歩みます。本書では、武士としての栄...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 源氏方の武士として活躍し、『平家物語』でも有名な熊谷直実はある時から武士の道を捨て出家し、法然の弟子として仏道に生きることになりました。浄土真宗教団においても、熊谷直実は法然門下の同門として度々登場します。

    この本ではそんな熊谷直実がなぜ武士の道を捨て出家の道を選んだのかということが語られます。当時の武士団がどのような価値観で動いていたのかということも本書では学ぶことができます。鎌倉殿の13人のような上位階級の武士と熊谷直実のような下級武士ではその待遇や価値観も異なります。そうした武士間の溝についても本書では知れます。これは意外な視点でした。

  • 鎌倉幕府草創期における最小規模の一武士の生涯を辿り、中世武士とは何か、という課題を検討する内容。戦乱の中で家の存立に奔走した前半生と宗教者としての後半生の対比が印象的であり、その時代精神が感じられるように思う。

  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    自分の出身地で有名な熊谷直実のことは敦盛と出家したことぐらいしか知らなかったのだが、この本を読むことで多くのことを知ることができた。
    武士時代もかなり足跡が残っているが、それ以上に出家後のエピソードが凄かった。関白の家に勝手に上がり込む話なんかは非常に驚いた。

  • 直実好きには見逃せない本が出た⁉︎

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1967(昭和42年)、京都生まれ。京都市電全廃の頃から本格的に写真撮影を開始。当時撮 影した京都市電の写真が「鉄道ファン」の写真コンクールにて佳作を受賞。その後も数々 の写真コンクールにて入賞を果たす。現在は鉄道写真家、フリーランスのライターとして活躍。著書にJTBパブリッシング発行のキャンブックス『南海電車』他多数。

「2018年 『京阪神の市電アルバム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高橋修の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×