戦国大名の兵粮事情 (歴史文化ライブラリー 415)

  • 吉川弘文館 (2015年11月20日発売)
3.28
  • (1)
  • (7)
  • (6)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 105
感想 : 6
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (218ページ) / ISBN・EAN: 9784642058155

作品紹介・あらすじ

戦時の食糧であり、勝敗を左右する重要物資でもあった兵粮。領国を支配する戦国大名たちは、兵粮をどのように取り扱い、戦いに臨んでいたのか。戦況に応じた調達法や、平時の備蓄、物資購入費や給与としての役割など、兵粮を「モノ」と「カネ」の二つの側面から分析。戦国期の戦争と経済の関係を明らかにし、戦国大名と社会のあり方を捉え直す。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 戦国時代における兵粮という言葉について、食料としてのモノ・富としてのカネという切り口で史料上の事例を検討し、当時代の経済状況の実態に迫る一冊。混沌とした社会情勢に振り回される戦国大名の一側面が興味深い。

  • 兵粮への視線ープロローグ/戦国大名登場までの兵粮/戦時の兵粮・平時の兵粮/戦国社会の経済状況/兵粮の到達点/兵粮のゆくえーエピローグ

  • 歴史

  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    戦国時代のゲームでも重要な要素の兵糧が実際にはどのように集収、備蓄、流通されていたのかを知ることができた。
    この本で目からウロコから落ちたことだけど、戦国時代は兵糧が食料であると同時にお金の代わりだったということだ。これにより戦国大名が兵糧で軍備を整えていたことがよく分かる。
    しかし、前線でも商人が存在し、食料や多くの商品を売り買いしていたことが新鮮だったな。敵味方の双方に販売している様子は死の商人そのものだったな。
    また、戦国大名が領地の賃借に対しても裁定を下している様子は戦国大名という存在が戦争するだけの存在ではなく、領地を統治しているのだということがよくわかった。

  • ちょい分量多かった。

  • 北条氏の文献が多いと思っていたが,あとがきで納得.戦国大名が北条氏だけとは言えないがお国事情はいずこも同じだろう.華やかな戦合戦に目が行きそうになる戦国時代,裏にある兵粮事情が切実である.

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1962年、北海道に生まれる。1993年、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、早稲田大学文学学術院教授、博士(文学) ※2020年5月現在
【主要編著書】『戦国大名と公儀』(校倉書房、2001年)、『戦国時代戦争経済論』(校倉書房、2015年)、『戦国大名の兵粮事情』(吉川弘文館、2015年)、『中近世移行期の公儀と武家権力』(同成社、2017年)

「2020年 『享徳の乱と戦国時代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

久保健一郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×