帝都防衛 戦争・災害・テロ (近・現代史)

  • 吉川弘文館 (2017年8月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784642058520

作品紹介・あらすじ

近代東京の安全を脅かしたものは何だったのか。明治維新直後の政情不安から昭和の敗戦までの長期間を取り上げて分析。戦時の沿岸防衛と防空体制整備、関東大震災で生じた甚大な火災被害、二・二六事件をはじめとするクーデターへの対応など、その時々に要請された防衛課題から帝都がいかに守られてきたかを検討し、当時の情勢や社会的影響に迫る。

みんなの感想まとめ

近代東京の安全を脅かしたさまざまな要因を深く掘り下げたこの書籍は、明治維新から昭和の敗戦までの長い歴史を通じて帝都防衛の重要性を描いています。外敵からの攻撃だけでなく、地震や洪水、さらにはテロやクーデ...

感想・レビュー・書評

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  •  黒船来航によるお台場建設を始まりに、帝都防衛の歴史を解説した書籍。外敵対策だけでなく地震や洪水などの災害対策、テロ・クーデター・暴動などの鎮圧も帝都防衛の一つとして触れられている。それぞれ個別に対策を施すだけでなく、地震による火災の経験を民防空に活かすなど、深く関わり合っていると学んだ。
     明治維新から敗戦までの期間、日本は激動の時代であったことが帝都防衛から読み取れて、非常に興味深い内容であった。

  • 帝都の誕生から終焉までの、各種の脅威からの防衛の歴史。

  • カテゴリ:教員著作物
    史学科:土田宏成教授の著作物

  • 江戸の防衛施設だった「お台場」―プロローグ
    日露戦争までの帝都防衛
    日露戦後の帝都防衛
    巨大地震の襲来とその影響
    テロ・クーデターと戦争の時代へ
    日米戦争
    帝都空襲
    帝都防衛の終焉―エピローグ

    著者:土田宏成(1970-、千葉県、日本史)

  • 94ページの桐生悠々が1933(昭和8)年8月11日の信濃毎日新聞に社説として書いた「関東防空大演習を嗤う」に関する記事、「歴史は繰り返す」ということを改めて考えた。某○ーアラートで一喜一憂している状況は、80年以上昔とそんなに変わっていないのではないか。

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著者プロフィール

土田宏成
1970(昭和45)年千葉県生まれ.94年東京大学文学部卒業.2000年東京大学大学院人文社会系研究科日本文化研究専攻博士課程単位取得退学.02年博士(文学).神田外語大学外国語学部教授などを経て,19年より聖心女子大学現代教養学部史学科教授.専攻・日本近代史.
著書『近代日本の「国民防空」体制』(神田外語大学出版局,2010年)
『帝都防衛 戦争・災害・テロ』(吉川弘文館,2017年)
編著『日記に読む近代日本4 昭和前期』(吉川弘文館,2011年)
共編著『関東大水害 忘れられた1910年の大災害』(日本経済評論社,2023年)ほか

「2023年 『災害の日本近代史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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