墓石が語る江戸時代: 大名・庶民の墓事情 (歴史文化ライブラリー)

著者 :
  • 吉川弘文館
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本棚登録 : 29
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642058643

作品紹介・あらすじ

自らの想いや願いを石に刻むことが流行し、さまざまな石造物が作られた江戸時代。当時の墓(はか)石(いし)からは、いかなる社会が見えてくるのか。丹念なフィールドワークから、飢饉や疫病などの歴史災害、階層や家族など身分制社会の在り方、大名家の見栄と建前、海運によるヒト・モノ・情報の交流に迫る。墓の無縁化が進む現代に、墓石文化の重要性を考える。

感想・レビュー・書評

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  • 何の気なしに手に取ったがこれはおもしろい。
    古墳や墳墓ではなくて身近に見かける墓石も考古資料である、という発想がなかった。
    墓石に刻まれた文字はその性質からくずし文字ではないので読みやすい、とのことでまずなるほど!と思い、拓本ではなくて片栗粉で文字を浮かび上がらせる「片栗粉法」などにも、思わず「おお!」と感心。満足満足。

  • 東2法経図・6F開架 385.6A/Se36h//K

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著者プロフィール

関根達人(せきね たつひと)
1965年、埼玉県春日部市生まれの研究者。専攻は中近世の考古学。弘前大学教授(人文社会・教育学系)、弘前大学北日本考古学研究センター長 博士(文学)。東北大学大学院文学研究科博士後期三年の課程中退。
主要編著書として、『中近世の蝦夷地と北方交易』(吉川弘文館、2014年)『週刊日本の歴史四九号(旧石器・縄文)』(朝日新聞出版、2014年)『松前の墓石から見た近世日本』(北海道出版企画センター、2012年)。
近刊に、『墓石が語る江戸時代 大名・庶民の墓事情』(吉川弘文館、2018年)。
2018年、考古学とその関連分野の優れた研究者に贈られる浜田青陵賞を受賞。

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