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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784642058841
作品紹介・あらすじ
日本列島で培われ近代にいたるまで連綿と営まれてきた古来の製鉄法、たたら。日本独自のその技術を、生産地の移り変わりや製鉄技術の革新などから探る。また、「海のたたら、山のたたら」という視点から多様性を明らかにするとともに、近代化のなかで果たした役割を考える。日本の産業や暮らしを支えてきた、たたら製鉄の実像に鋭く迫る注目の一冊。
みんなの感想まとめ
日本独自の製鉄技術であるたたら製鉄の歴史を深く掘り下げた一冊で、幅広い資料を基にその多様な側面を紹介しています。特に、山陰地域の事例を中心に、砂鉄の採取方法やたたらの構造、さらには「海のたたら」「川の...
感想・レビュー・書評
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たたら製鉄についてパッと読める本を探していて、ちょうど出たので購入。文字資料から考古資料まで幅広く使った概説本で、主に山陰のたたらを事例としている。
たたらというと山奥にあって山を削って砂鉄を採って鉄を作るイメージがあるけど、必ずしもそれだけでなくて、海や川で採れる砂鉄もあって、海に近いたたらもあるらしい。
銑・鉧・鋼といった様々な種類の鉄があって、作りたい鉄によって砂鉄の種類やたたらの構造が違うことも理解できた。
明治以降に洋鉄が主流になっていくなかで、たたらで作った鉄は海軍工廠で特殊鋼として少量ながらも利用されたり、戦時中は軍刀製造用としてたたらが復活したりしていたらしい。たたらそのものも角炉という近代化された炉を導入して製造能力を高めたりしている。近代日本とたたらとの関わりも知られて面白い。
よく写真で見る菅谷鑪のようなイメージではない、様々なたたら製鉄の姿を垣間見られて勉強になった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
☆砂鉄を利用する「海のたたら」「川のたたら」、鉱石を利用する「山のたたら」
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