藤原仲麻呂と道鏡 ゆらぐ奈良朝の政治体制 (504) (歴史文化ライブラリー)

  • 吉川弘文館 (2020年7月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784642059046

作品紹介・あらすじ

奈良時代、天皇のそばに仕え、臣下ながら政治の実権を持った藤原仲麻呂と道鏡。太政大臣という官僚機構の最高位の地位に登りつめた彼らはいかなる基盤を持ち、絶大な権力を握ったのか。乱を起こし一族滅亡した仲麻呂、皇位に手が届いたかにみえたが失脚し追放された道鏡。二人の人物像と政治背景を軸に、奈良時代の政変と天皇家の実像を描き出す。

感想・レビュー・書評

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  • 権力の頂点に迫りながらも滅亡・失脚した両名の人物像と政治的背景を手がかりに各政変の実像を探ることで、奈良時代中期の政治体制を規定した要因が考察されている。平安朝へと至る変革期を考える視覚として興味深い内容だった。

  • 電子ブックへのリンク:https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000092880(学外からのアクセス方法:1.画面に表示される[学認アカウントをお持ちの方はこちら]をクリック→2.[所属機関の選択]で 神戸大学 を選んで、[選択]をクリック→3.情報基盤センターのID/PWでログイン)

  • 東2法経図・6F開架:210.35A/Sa16f//K

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著者プロフィール

1960年京都府生まれ
大阪市立大学大学院後期博士課程修了
博士(文学・大阪市立大学)
帝塚山大学文学部教授

「2023年 『古代大和の氏族と社会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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