摂関家の中世: 藤原道長から豊臣秀吉まで (521) (歴史文化ライブラリー 521)

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  • 吉川弘文館
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感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642059213

作品紹介・あらすじ

天皇を代々支え続けた摂政・関白。その地位は他の貴族を圧倒する絶大な権力を握っていた。藤原氏の摂関政治が隆盛を誇った平安後期から豊臣秀吉の関白就任まで、天皇や天皇家との関係を通して、摂関職の継承と権力の変転を描く。後継者の早世、家督争い、政治抗争による解任…。幾度の危機を乗り越え、その都度新たな価値を創出した摂関家の歴史。

感想・レビュー・書評

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  • 朝廷権力の構成機関としての視点から、その草創から一つの終着点としての豊臣秀吉の関白就任までを描く内容。幾多の継承と分立を経て、その役割を変化させながら近世まで続く変遷が非常に面白い。ただ五摂家後の人名把握は少し大変。

  • 久々の平安時代で落ち着くぅ。涼しくなったけどまるで帰省した気分~(笑)。

    平安末期の後三条帝から弱いのでペースダウンしたけど、おかげで鎌倉初期の摂関家、五摂家の分割辺りのモヤモヤがかなり氷解した…けど南北朝の直前で力尽きた。

    巻末の系図(藤原家、五摂家、天皇家)に助けられて頑張ったけど、最終章「南北朝から戦国へ」は流し読みになってしまった。二条良基と一条兼良だけでも吉川弘文館ご自慢の人物叢書でおさらいしよう。

    しかしまあ、秀吉が関白に就任するために近衛前久の猶子になっていたとはビックリよ。ホント手段を選ばない人だったのね…。

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著者プロフィール

1974年、愛知県生まれ。1997年、龍谷大学文学部史学科卒業。2007年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。現在、龍谷大学文学部特任准教授。 ※2021年3月現在
【主要編著書】『中世摂関家の家と権力』(校倉書房、2011年)、『九条兼実―貴族がみた『平家物語』と内乱の時代―』(戎光祥出版、2018年)、『朔旦冬至部類―影印と翻刻―』(共編、武蔵野書院、2018年)、『中世王権の形成と摂関家』(吉川弘文館、2018年)

「2021年 『摂関家の中世 藤原道長から豊臣秀吉まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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