源頼家とその時代 二代目鎌倉殿と宿老たち (歴史文化ライブラリー 571)
- 吉川弘文館 (2023年5月24日発売)
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感想 : 5件
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784642059718
作品紹介・あらすじ
源頼朝の後を継いだ二代目鎌倉殿頼家。北条氏に実権を握られ、遊興に耽る「暗君」像が、近年見直されつつある。『吾妻鏡』を掘り下げ、文書史料も駆使して、比企氏をはじめ宿老や近習との関係、「十三人の合議制」の位置付け、訴訟対応、梶原景時の排斥、蹴鞠など、「失政」や「愚行」とされた挿話にも触れながら、頼家の実像とその時代に迫る。
みんなの感想まとめ
暗愚とされてきた二代目鎌倉殿の源頼家とその時代を、豊富な史料に基づいて再評価する内容です。著者は、頼家の政権が頼朝の方針を継承し、安定化を図るために尽力していたことを明らかにし、彼の実像を浮き彫りにし...
感想・レビュー・書評
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資料を引きながら丁寧に論を展開されています。
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今までの頼家像を覆す史料からの説。政子も悪女ではないし、政治に関与していないと。
日記の天気が書いてあるかどうか、他の史料と照らし合わせて暗愚であるかどうか検証されている。
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二代目鎌倉殿、源頼家の再評価を試み、その周辺人物を含めた時代状況が叙述される。暗君イメージの元になった吾妻鏡に対する詳細な史料批判や、当該期の歴史的役割を示す内容は非常に興味深いものがあった。
