名言・失言の近現代史 下 1946― (歴史文化ライブラリー 595)
- 吉川弘文館 (2024年4月22日発売)
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感想 : 10件
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784642059954
作品紹介・あらすじ
与野党ともに内紛に明け暮れ、寝業師たちが暗躍する戦後政界。社会党は脱皮できずに迷走し、派閥抗争が激化した自民党内では「怨みつらみ」が渦巻く。なぜ西尾末広は首相の座を蹴り、何が田中角栄を「天才」たらしめたのか。宮沢喜一の首を絞めた、「らしくない」発言の真意とは。戦前とは一味違う「ことば」を読み解き、現代政治の内幕を探る。
みんなの感想まとめ
戦後の日本政治を深く掘り下げた本作は、名言や失言を通じて政治家たちの理念や葛藤を浮き彫りにします。著者は、西尾末広や田中角栄などの政治家が直面した現実的な選択や、彼らの発言が持つ影響力を丹念に描写。特...
感想・レビュー・書評
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戦後政治が対象。印象的な点をいくつか。
西尾末広を筆頭に、社会党が英労働党を模範とし安保政策等でより現実路線を取る可能性があったことを著者は指摘。現実にはそうはならず、村山内閣での「あっけない方針転換」を著者はやや批判的に書く。
「(地方代表として地方の不便さを自虐的に伝えようとした)田中流弁論術は、芥川賞作家(石原慎太郎)には低俗なギャグでしかなかった」との一節。湘南ボーイと地方代表の違いか。もっとも石原が都市計画に取り組む都知事となった後は田中を肯定的に評価しなおしたとのこと。
細川内閣での政治改革と、国民福祉税構想失敗以降の失速。多くのエネルギーを費やし首相の権限強化や省庁再編に続く流れの出発点となったという点で、著者は「特異な短期政権」と呼ぶ。
橋本政権下での普天間返還合意と現在までの閉塞状況は丹念に描写。一方、90年代に語られた「平和の配当」論は、現在から見るとどうなのだろうと感じる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ふむ
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https://opac1.kansaigaidai.ac.jp/iwjs0015opc/BB40307429 -
題名詐欺の本。名言・失言だと思って読むと全然違う内容。
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1946年以降の日本の政治家達の名言・失言と、その背景にある政治事情を解説している。政治家がふとこぼした言葉がマスコミを通じて世間に広まり、時には本人の意思を越えたところで影響を及ぼしていくことがある。
その時の政治背景が丹念に描かれていて、それぞれの登場人物達の理念や葛藤が浮かび上がる。表面的な騒ぎの奥にある部分に迫っていて読みごたえがあった。 -
【本学OPACへのリンク☟】
https://opac123.tsuda.ac.jp/opac/volume/714131
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