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Amazon.co.jp ・本 (340ページ) / ISBN・EAN: 9784642063296
作品紹介・あらすじ
近代日本が初めて経験した対外戦争! 国民の形成に決定的な役割を果たした日清戦争。朝鮮をめぐるアジアの小国日本と「眠れる獅子」清国の確執から、下関条約締結後の台湾征服戦争まで、「戦史」に重点を置きその全貌に鋭く迫る。戦争をめぐる諸説に再検討を加え、近代日本の針路をアジアへの軍事的侵略へと導いた日清戦争を歴史的に位置付ける。
感想・レビュー・書評
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参考文献を要約して記載してほしい。参考文献のカタカナ文の抜粋を繋ぐような体裁で読みづらい。一般向けの本なら、せめてカタカナを平仮名にするなり、現代語にするなどその辺りは考慮してほしい。著者のリベラル主張が邪魔であるし、著者の思想的な拘りと思われる箇所(日清どちらが先に攻撃したか?や旅順虐殺)は特に参考文献からの抜粋がしつこい位に多くて食傷する。地図も全体図1つのみで詳細な地名が把握できず戦闘状況も上滑りしてしまう。一般読者向けの本としては非常に不親切な本であり、「戦争の日本史」シリーズに相応しくないのでは?
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食糧が底をつきながらも攻略目標にたどり着く→清の軍は既に逃げていた、というのが何度も繰り返される。清の士気がさっぱり上がらなかったんだろう。著者はしょっとリベラル系の思想のようで、朝鮮・清に難癖つけて無理やり戦争を初めたが、結局三国干渉で遼東半島返却した意味のない戦争とか書いてあるけど、それは流石に言い過ぎな気が。まぁ、結果的に遼東半島返却してしまったのは、伊藤博文・陸奥宗光の失敗だろうなあ。
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歴史書とはそのようなものなのかもしれないが、事実を克明に追いかけるほど風景が見えにくくなる。
本書で読む「日清戦争」にはその目的や経過に現在から見る「正義」はまったくないように思える。
「伊藤首相の方針」や「開戦の口実作り指示」を読むとその経過には一片の正当性もない。
当時の国家指導層は、なぜこのような行動ができたのだろうか。
本書は「軍事史」として描いたとされているが、戦闘の内容を詳細に知っても興奮はない。
むしろ、「日清戦争」の日本の勝利がその後の「日露戦争」を招き、やがて「昭和の戦争」と「帝国の破綻」へと進んだことを思うと、これがその出発点だったのだろうかという思いを持った。
それにしても、当時の日本の指導層で日本の戦略的針路への論争が行われた形跡はないが、それはなぜなのだろうか。
本書は「日清戦争」について書かれているが、当時を理解するにはもう少し別の視点の本も読みたいとも思った。 -
[ 内容 ]
近代日本最初の対外戦争!
国民形成に決定的な役割を果たした日清戦争。
朝鮮をめぐる日清の確執から台湾征服戦争まで、戦史を中心に全貌に迫り、近代日本の針路をアジア侵略へと導いた日清戦争を歴史的に位置付ける。
[ 目次 ]
1 日清戦争への道(清日の出兵と外交交渉;七月二十三日戦争)
2 朝鮮の占領(豊島沖輸送船団襲撃戦;陸の緒戦―成歓の戦い;敵は誰か;平壌の戦い)
3 清国領への侵入(本格的海戦―黄海海戦;遼東半島の作戦;遼川平原の作戦;威海衛作戦と北洋水師の潰滅)
4 決戦準備・講和・台湾征服戦争(澎湖列島攻略作戦;講和の交渉と下関条約;三国干渉;台湾征服戦争)
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