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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784642064248
作品紹介・あらすじ
徳川の世から明治へ。開国、王政復古、内戦などを経て、日本は大きく変貌した。急激な変革を遂げた時代に、人々は何を考え、いかに行動したのか。川路聖謨(かわじとしあきら)・勝海舟・高杉晋作・坂本龍馬・木戸孝允・大久保利通・成島柳北ら、幕臣・維新志士や西欧を見聞した文化人たちの日記を読み解き、時代を駆け抜けた群像と、彼らを支えた思想の根源を探る。
感想・レビュー・書評
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幕臣の川路聖謨の日記に安政大地震(1954年11月4日)の際のロシア船による必死の救出作戦のことが出てくる。このことはもっと日本人に知らされてよいことのように思われる。勝海舟の日記には龍馬たちとの会合の日時の記録(初対面は1862年12月29日)が書かれており、恐らく日本史の研究家にとっては当時の日記を読むことが必須だろうと思わされる。不仲で知られる木戸孝允と大久保利通が、行き違いを修復したことを各々が書きながら、すれ違いぶりを紹介する2人の日記の部分が楽しい。しかも2人の記している日付が1日食い違っている(1870年10月13、14日?)というオチまで。また成島柳北の欧州旅行を記した日記は幕臣だった著者の徳川への想いが、フランス・イタリアの英雄、国王たちへの哀惜の記述を通して感じられるのも、この時代の人たちの心情がよく伝わってくる。
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