日本近世の歴史〈3〉綱吉と吉宗

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  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642064316

作品紹介・あらすじ

五代綱吉から八代吉宗までの養子将軍の時代。老中を信用できなかった将軍たちは、地方大名時代の家臣を登用しどんな政治を行ったのか。生類憐みの令、正徳の治、享保期の改革、殿中儀礼などに触れつつ、時代の流れを描く。

感想・レビュー・書評

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  • 通史ではあるけど、教科書では取り扱われない綱吉〜吉宗期の御殿・儀礼研究が少なくないページを占めています。そのため、政治・経済・社会・文化史を中心とした通史だと期待すると、少し外れているように思います。個人的にはもっと元禄文化にページを割いてもらいたかったです。

  • この時代の通史というよりは、あとがきにもあるように

    ・将軍側近の政務への関わり方
    ・高級役人の日常職務上の関わり(大岡忠相を例に)
    ・江戸城本丸御殿の構造とそこで行われる儀礼について

    でした。
    綱吉、家宣、吉宗がそれぞれ元々の家臣を幕臣に取り立てていった様子はよくわかった。
    柳沢と間部は同じ将軍側近でも、職域の違いがあった。

  •  対象時期は徳川綱吉、家宣・家継、吉宗の治世。「養子将軍」の時代と位置づける。幕府の意思決定過程(特に側用人・御側御用取次と老中・若年寄・実務吏僚との関係)や政策の施行過程、江戸城の構造とリンクした身分統制や儀礼の詳細などの叙述に重きを置いている。

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著者プロフィール

1948年、広島県生まれ。1992年、国学院大学博士(歴史学)。国学院大学栃木短期大学、聖心女子大学文学部教授を歴任。現在、財団法人徳川黎明会徳川林政史研究所副所長。 ※2018年11月現在
【主要編著書】『徳川将軍政治権力の研究』(吉川弘文館、1991年)、『江戸城御庭番』(中央公論社、1991年)、『図解江戸城をよむ』(原書房、1997年)、『江戸城』(中央公論新社、2008年)、『綱吉と吉宗』(吉川弘文館、2012年)、『刀剣と格付け―徳川将軍家と名工たち―』(吉川弘文館、2018年)

「2018年 『江戸城御庭番 徳川将軍の耳と目』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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