小田原合戦と北条氏 (敗者の日本史 10)

著者 :
  • 吉川弘文館
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642064569

作品紹介・あらすじ

総構えの威容を誇った難攻不落の小田原城。全国統一をめざす秀吉政権に、小田原北条氏はなぜ最後まで抵抗し敗れたのか。信長時代から継承された天下人の政策「関東惣無事」の実態に迫り、「小田原合戦」の意味を考える。

感想・レビュー・書評

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  • 文書資料をもとに、日単位で小田原合戦の経緯を丹念に追った一冊。

  • 敗者の日本史9が面白かったので、10の『小田原合戦と北条氏』も買う。

    黒田基樹氏は著者が多い。これは一般書である。

    そもそも、北条氏と羽柴政権がなぜ手切になってしまったかも、決定的な理由が分かっていない。戦国大名の独立国家並立と羽柴政権による天下一統のせめぎ合い問題は、結果論から論じないところに著者の真摯さを感じる。

  • 20130628読了

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著者プロフィール

1965年、東京都に生まれる。1995年、駒沢大学大学院人文科学研究科博士後期課程満期退学。現在、駿河台大学法学部教授。著書に『中近世移行期の大名権力と村落』(校倉書房、2003年)、『戦国大名 政策・統治・戦争』(平凡社新書、2014年)、『百姓から見た戦国大名』(ちくま新書、2006年)など。

「2021年 『戦国「おんな家長」の群像』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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