列島の古代 (6) (日本古代の歴史 6)

著者 :
  • 吉川弘文館
4.00
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 23
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642064729

作品紹介・あらすじ

日本列島の古代史像は、大きく変わりつつある。遺跡の発掘調査、出土文字資料の研究成果などから明らかになった地方・庶民の姿や各地域間の交流に注目し、中国・朝鮮半島との関係もふまえて、多元的な歴史像を描く。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ふむ

  • シリーズ最終巻の本書は、山川出版社『詳説日本史』の著者の一人である佐藤信氏による古代の通史です。まるで『詳説日本史』を読んでいるかのような、整然とした記述が印象的です。そういう意味で、シリーズ第1巻〜第5巻を読む前に本書を読んでもいいのではないかと思いました。少し記述に重複する部分が見られ、校正にあまり時間がかけられなかったのかなと思われる箇所もありますが、現時点で最も良質な古代史の通史だと思います。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

佐藤信(さとう・まこと):1952年生まれ。東京大学名誉教授。横浜市歴史博物館館長、くまもと文学・歴史館館長。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。博士(文学)。著書『日本古代の宮都と木簡』『列島の古代』(以上、吉川弘文館)、『出土史料の古代史』(東京大学出版会)、編著『大学の日本史1 古代』(山川出版社)、『古代史講義』『世界遺産の日本史』(以上、ちくま新書)など。

「2023年 『古代史講義【海外交流篇】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐藤信の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×