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Amazon.co.jp ・本 (250ページ) / ISBN・EAN: 9784642064736
作品紹介・あらすじ
ロシアに近い北海道・東北地方は軍事戦略上重要視され、仙台・旭川・弘前に師団が設置された。それら三都市を中心に、市民生活と軍隊の関わりを描く。徴兵忌避、アイヌの徴兵・召集、災害時の軍隊の役割にも言及する。
感想・レビュー・書評
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所収論稿以下の通り。
山本和重「北の軍隊と地域社会」「社会運動家と軍隊」「北海道の徴兵制」
加藤宏「第2師団と仙台」
平野友彦「第7師団と旭川」「徴兵忌避と夏目漱石の北海道転籍」
中園裕「第8師団と弘前」「八甲田雪中行軍遭難事件」
手嶋泰伸「大湊要港」
小川正人「近代北海道のアイヌと徴兵・軍隊」
谷本晃久「近文アイヌと軍隊」
伊藤大介「昭和三陸津波と軍隊」
近代の東北・北海道における軍隊と社会の関係に関する論文集。師団所在地であった仙台、弘前、旭川の都市形成過程と軍隊の関係、徴兵や徴兵忌避の実態、軍隊駐屯による住民生活や地域経済への影響、少数民族アイヌと軍隊の関係、軍隊による災害救援活動など、問題は多岐にわたる。研究の空白がまだかなりあることが示唆されており、現時点における東北・北海道の軍隊の社会史的研究の集大成であると同時に、今後の研究の出発点となる書であろう。
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