内乱のなかの貴族 南北朝と「園太暦」の世界 (読みなおす日本史)

  • 吉川弘文館 (2015年6月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (238ページ) / ISBN・EAN: 9784642065900

作品紹介・あらすじ

日本の歴史の重大な変革期、南北朝内乱は武家のみの争いではなかった。天皇・朝廷が並立し、従う貴族も分裂し正統を主張した。建武新政以来朝廷の中心にいた洞院(とういん)公(きん)賢(かた)とその日記『園(えん)太暦(たいりゃく)』を軸に、この時代を読み解く。

みんなの感想まとめ

歴史の変革期における南北朝内乱を、洞院公賢の日記『園太暦』を基に描いた作品は、貴族たちの苦悩や権力の動向を鮮やかに浮き彫りにします。公賢の視点から、内乱による荘園の押領や公家の貧窮が詳細に記録されてお...

感想・レビュー・書評

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  • 南朝・北朝ともに所縁を持ち先例引勘に大いに活躍した洞院公賢の日記『園太暦』からは次々に起こる動乱に脅かされて「以ての外」だと「周章」する様が読み取れる。

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著者プロフィール

一九一四年(大正三)、石川県に生まれる。三八年(昭和十三)、京都帝国大学文学部国史学科を卒業。日本史研究会の発起・代表委員。立命館大学教授、京都大学人文科学研究所教授、同所長、京都国立博物館館長、日本学士院会員を歴任。部落史・女性史・地方史の開拓に貢献。九〇年、朝日賞受賞。九八年(平成十)、逝去。『古代国家の解体』『中世社会の基本構造』『中世芸能史の研究』『民衆生活の日本史』『紅と紺と』『京都の歴史』『町衆』などの多数の編著は『日本史論聚』(全八巻)に収録。自伝『一歴史家の軌跡』がある

「2019年 『日本史のしくみ 変革と情報の史観』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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