サイトに貼り付ける
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (246ページ) / ISBN・EAN: 9784642066006
感想・レビュー・書評
-
武士の成立についてかつては、武士を在地領主(農村に居住して所領の開発、経営を進める領主)とみなし、その台頭の過程をもって歴史を理解しようとする在地領主制論が通説的理解であった。それは文弱な貴族政治を克服し、勇ましく新しい時代を切り開いて政権を確立する英雄的な武士像を描いた。しかし、その後の研究の進展により、武士の武芸という職能を強調する職能論が主張されるようになった。
本書は、このような研究動向を踏まえた上で、軍事貴族と地方武士、職能と在地領主としての側面を総合した形で、武士の出現から武士政権に至る過程を論ずるものである。
全体的に大変バランスの良い叙述であり、この論点を理解する上で基本となる一冊だと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示
著者プロフィール
元木泰雄の作品
本棚登録 :
感想 :
