長宗我部元親と四国 (人をあるく)

  • 吉川弘文館 (2014年5月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784642067829

作品紹介・あらすじ

四国を制覇した戦国武将長宗我部元親。その強さの秘訣とは何だったのか。武力と調略を使い分けて、敵対勢力を巧みな外交で取り込んだ冷静なセンスに着目し、覇業を追体験。土佐の史跡を辿り、新たな元親像に迫る。

みんなの感想まとめ

戦国時代の武将、長宗我部元親の人物像を深く掘り下げた内容が展開されています。彼の生涯や四国制覇の過程、さらには史跡の案内を通じて、元親がどのようにして強大な勢力を築いたのかが明らかにされます。特に、元...

感想・レビュー・書評

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  •  生涯と四国制覇、史跡案内の三本立てで長宗我部元親がどのような人物であったかを紐解いている。一領具足が制度として存在していなかったり、四国「統一」ではなく「制覇」であったなどこれまで常識だと思っていたことがそうではなかった。特に驚いたのが元親と信長の対立が本能寺の変の原因の一つだったということ。元親と信長の関係悪化により、二人を仲介していた光秀が窮地に立たされたためだというのである。名前と何をしたのかはおおよそ知っていたが、こうやってあらためて掘り下げていくと意外な事実が分かって面白かった。

  • 国人家を形式上は滅亡させることなく自身の子弟を国人家に入嗣させることで土佐の統一を果たす。毛利の吉川小早川戦略以上の戦術が四国の地で行われていた。香宗我部親泰くらいは元親の弟であることは知っていたが、吉良親貞、香川親和、津野親忠までもが近親者であったとは。驚かされた。信親の不運、関ヶ原の不運、明智の不運・・・・・。薄らぼんやりとしていた知識にかなり明瞭な輪郭を象ることができた。信長の野望PK発売への期待がいやます。

  • 元親は四国をそれほど制圧してなかった。
    浦戸城が朝鮮出兵にからめて大事な拠点だったということ。
    後継者選びも大事だった。

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著者プロフィール

1968年 高知県に生まれる。1991年 北海道大学文学部史学科卒業。1998年 北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在 高知大学教育研究部人文社会科学系教授 ※2014年5月現在【主な著書】『長宗我部氏の研究』(吉川弘文館、2012年)

「2014年 『長宗我部元親と四国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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