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Amazon.co.jp ・本 (260ページ) / ISBN・EAN: 9784642068147
作品紹介・あらすじ
日清戦争を経て植民地支配がはじまった19世紀末。軍拡優先の財政運営のもと、帝国化はどのように進められたのか。藩閥と政党の対立と協調、地方が牽引した企業勃興、日清戦争から日露戦争へ。帝国化の起点に迫る。
感想・レビュー・書評
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吉川弘文館による通史「日本近代の歴史」シリーズ第3巻。対象時期は1895年-1912年、日清戦争講和後から大正改元まで。書名に「日清・日露」とあるが、日清戦争(台湾征服戦争を除く狭義の)自体の叙述は前巻なので注意を要する。
内容はオーソドックスな政治史主体の通史だが、中央レベルの内政・外交の動きにとどまらず、地方政治を通した地域社会の具体的な変容を重視した叙述が目立ち、資本主義形成に伴って浮上する社会問題や社会運動の展開過程にも目配りを欠かさず、かなりバランスがとれている。日露戦争の状況説明に兵士の軍事郵便を多用したり、地方改良運動期の農村の具体相を個別の名望家の動向に踏み込んで把握するなど目新しい点もある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「日本史概説Ⅱ」加藤順一先生 参考図書
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