大内氏の興亡と西日本社会 (列島の戦国史)

著者 :
  • 吉川弘文館
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感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642068505

作品紹介・あらすじ

16世紀前半、東アジア海域と京都を結ぶ山口を基盤に富を築き、列島に多大な影響を与えた大内氏。大友・尼子氏らとの戦い、毛利氏の台頭などを描き出し、分裂から統合へ向かう西日本を周辺海域の中に位置づける。

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  • 東2法経図・6F開架:210.47A/R28r/3/K

  • 『列島の戦国史』の第二回配本。
    16世紀の第一四半期から第二四半期にかけての西日本社会の動きについて、分裂・抗争の激化から徐々に統合に向かう過程と捉え、大内氏を主軸に叙述する。

     現代の感覚で山口県、福岡県の区分で見てしまうと、大内氏が博多の支配を巡って少弐氏、大友氏と争った原因が良く分からなかったが、朝鮮や明、さらには琉球王国といった東アジア海域における貿易関係の中で見ていく必要があることが理解できた。

     室町幕府の有力守護大名が、応仁・文明の乱以降、力を失っていくということは分かっていたが、尼子氏や毛利氏、土佐一条氏その他各地の有力な勢力の具体的な変遷が興味深かった。

     この時代は、兄弟や本家・分家の間での抗争が続いているので、特に人名を覚えるのは難しいが、一般読者であれば、対抗関係に至る経緯を、全体の大きな流れの中で理解すれば十分だと思う。

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著者プロフィール

大学卒業後、広告代理店、出版社勤務を経てフリーランスの雑誌編集者、プランナーに。1992年、HIV感染を知り、1993年に患者会活動、講演活動を開始。ゲイ雑誌『バディ』創刊企画プロデュース。ゲイ雑誌『ジーメン』創刊、編集長。2002年「日本HIV 陽性者ネットワーク・ジャンププラス」(JaNP +)を設立。
著書に「熊夫人の告白」(ポット出版)があり、さらに「生と性が交錯する街 新宿二丁目」(角川新書)その他インタビュー記事多数。女優東ちづるさんプロデュース映画「私はワタシ」にメインの語り手として出演・監修。

「2021年 『LGBTと労務』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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