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Amazon.co.jp ・本 (226ページ) / ISBN・EAN: 9784642068550
作品紹介・あらすじ
16世紀後半、織田信長は室町幕府に代わる政権を打ち立て、全国を統合へ向かわせた。将軍義昭の追放、朝廷への対応、大名との衝突と和睦などの政局に加え、都市や流通、宗教など社会の諸相から織田政権の実像に迫る。
みんなの感想まとめ
歴史の中で織田信長がどのように政権を確立していったのかを、最新の研究成果を基に深く掘り下げている作品です。信長の台頭は、室町幕府の影響を受けたものであり、彼の政策も他の戦国大名と同様のプロセスを経てい...
感想・レビュー・書評
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教科書やドラマなどで触れてきた織田信長の事績と戦国時代における位置付けを、最新研究の成果を加味しながら、批評検証する。信長の台頭は足利将軍家あってこそで、その政策も少なくとも幕府滅亡までは、他の戦国大名に近かったという。が、それは彼の評価を下げるものでもなく、時代の橋渡し時は、概ねそんなプロセスを経るのだろう。信長の家臣の扱い方と接し方も含め、急膨張した織田政権には家臣団の結束に課題があり、それが本能寺の変や織田家瓦解に繋がったとする指摘は、目新しくはないがもっともで、彼の弱点が命取りになった点、1人の人間としてかえって親しみが湧く。論考は史料に基づいて慎重かつ客観的で、安心して読めた。
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各地の戦国大名の統治方式や室町幕府末期の将軍権威に関する研究が進展したことにより、従来、信長の革新性を表すものとされてきた振舞いや政策に関する評価が相対的に低下しているのが、最近の信長研究の大きな動向のようである。
本書もそれらの先行研究に拠りつつ、通時的に信長の動きを追っていきつつ、将軍義昭や朝廷との関係、他の有力大名との対立や協調、宗教権力への対応といった論点を述べていく。
信長については小説やドラマから受けた印象が強く、まとまった形では勉強してこなかったので、本書の叙述は比較的淡々としているが、大変理解しやすく、信長の全体像がしっかり浮かんできた。
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上洛から本能寺の変に至る織田政権の歩みと、都市や宗教・文化といった社会の諸相との関わりが整理された一冊。中近世移行期における織田政権の位置付けを含め、分かりやすい内容だった。
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できるだけ客観的に丁寧に根拠にあたり述べており、違和感なく読めた。いろいろな武将の名前が出てくるがほぼ信長の野望に登場する武将達ばかりであり、公家も麒麟がくるで登場してきた者達で頭の中にイメージしやすかった。組織のあり方という面で現代にも参考になった。
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東2法経図・6F開架:210.47A/R28r/8/K
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