伊達家 仙台藩 (家からみる江戸大名)

  • 吉川弘文館 (2023年10月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784642068796

作品紹介・あらすじ

御家騒動や飢饉など、度重なる困難に見舞われた仙台伊達家。一方、数々の試練は平和で近代的な社会システムの芽を育んだ。家臣や領民の「不服」の声を聴く統治、家を支えた脇役にも光を当て、仙台伊達家の近世を描く。

みんなの感想まとめ

歴史的背景や家族関係を深く掘り下げた内容が魅力的な一冊です。仙台伊達家の数々の試練や御家騒動を通じて、平和で近代的な社会システムの成り立ちを描き出しています。特に、伊達政宗以降の藩主たちに焦点を当て、...

感想・レビュー・書評

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  • わかりやすく詠みやすく面白い。また作者について興味を持った。伊達政宗、伊達騒動及び幕末の動きを簡潔にして、その間の流れを厚くする構成は良かった。ただこの作者が悪いわけではないが、伊達家の代々は分かりづらいな。また個人的には岩出山城、北目城に行きたいや。そして石川宗昭(角田)、伊達成実(亘理)、伊達宗則(留守)、伊達定宗(涌谷)も勉強したい。あと幕末の見解も興味深い。幕府の横浜港と飢饉による対応による副作用が影響を与えたことは印象に残った。

  • 図書館で借りた。
    オーストラリア生まれだが、仙台に拠点を置いて文学博士・日本史研究者として活躍されているらしいモリス先生による伊達家の本だ。地元で活躍されている研究者の話は一度聞いてみたいものだ。
    伊達「家」に特化した本であるのが本書の特徴で、伊達家の中では無論伊達政宗が人気・知名度ともダントツであるが、彼にフォーカスはしていない。また政宗以前の記述もそう多くはなく、政宗以降~明治維新にかけての江戸時代において、"どのように「家」が引き継がれていったのか"というフォーカスの当て方だ。
    元々興味があったところなので、知識が広がり満足した。政宗の次に治めた伊達忠宗の具体的な政策・治世、伊達騒動期、"中興の英主"5代吉村、戊辰戦争の奥羽越列藩同盟総督・13代慶邦などなど、歴代の藩主を見ていくだけでも楽しい。さらには牟宇姫ら政宗の子たちの手紙から、当時の家族関係・家族愛の形が見て取れる。

    大変満足する1冊でした。

  • 東2法経図・6F開架:288.3A/Mo78d//K

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著者プロフィール

東北大学文学研究科文学博士(日本史)。2020年3月末まで宮城学位女子大学学芸学部日本文学科教授。2020年4月から、東北大学災害科学国際研究所客員特任教授、宮城学院女子大学名誉教授。宮城歴資料保存ネットワーク理事。
主な著書に、『近世日本知行制の研究』(清文堂、1988年)、『近世武士の「公」と「私」―仙台藩士玉蟲十蔵のキャリアと挫折』(清文堂、2009年)、『150石の領主―仙台藩士玉蟲十蔵の領地支配』(大崎八幡宮、2010年)、『仙台藩「留主居るすい」役の世界―武士社会を支える裏方たち』(「よみがえるふるさとの歴史 6」、蕃山書房、2015年)、『東日本大震災からの学び~大災害時、県・政令市の地域国際化協会の協働と補完を再考する~』(共著、一般財団法人自治体国際化協会平成26年度多文化共生のまちづくり促進事業助成事業、2015年)など。

「2020年 『発達とレジリエンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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