飢えと食の日本史

  • 吉川弘文館 (2019年4月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784642071048

作品紹介・あらすじ

日本列島をしばしば襲った飢饉。その度になぜ多くの人々が死なねばならなかったのか。発生の経緯やメカニズムを探り、民衆の生き残りをかけた行動を描き出す。食料を輸入に依存する現代日本に歴史から警鐘を鳴らす。

みんなの感想まとめ

日本の飢饉史を深く掘り下げ、過去の教訓を現代に生かす重要性を伝える作品です。飢饉の原因やそのメカニズム、そして人々がどのように生き延びてきたのかを詳細に描写し、農業社会から近代に至るまでの歴史的背景を...

感想・レビュー・書評

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  • 端々に周回遅れのレイチェル・カーソンみたいな主張が入るなあと思ったら底本が2000年だった。こういう論調が幅きかせてる時代だったな。高校の現代文でやたら読んだやつ。

    というのは置いておいて、日本の飢饉史総論。余剰作物による人口増が凶作による飢饉を招き、近世においては市場経済の発達による食糧を使った投機が人を飢えさせたという。
    「生き残った側」である現代日本人として、その痛ましさは覚えておきたい。

  • 配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。
    https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01432848

  • ■一橋大学所在情報(HERMES-catalogへのリンク)
    【書籍】
    https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1001144012

  • 【書誌情報】
    菊池 勇夫 著
    価格 2,200円+税
    出版年月日:2019/04/12
    9784642071048
    4-6 192ページ
    http://www.yoshikawa-k.co.jp/smp/book/b440649.html

    【目次】
    序章 今、なぜ飢饉か

    日本列島の飢饉史
    農業社会と飢饉
    〈文献初出の飢饉/採集狩猟時代の食料/水田稲作と飢饉/古代国家の賑給/中世社会の飢饉/飢饉を生き延びる〉
    大規模飢饉の時代
    〈都市に流入する飢人/大規模飢饉の到来/近世社会のしくみ〉
    近代の凶作と食料問題
    〈東北大凶作/米の植民地依存/米騒動と食料管理〉


    飢饉のなかの民衆(この世の地獄/餓死と疫病死/人・馬を食う/餓死亡霊と供養)
    凶作・飢饉のメカニズム(ヤマセが吹く/猪が荒れる/飢饉と市場経済/都市社会への影響)
    飢饉回避の社会システム(生産現場の備え/山野河海と救荒食/身売りと奉公/飢人と施し/備荒貯蓄)
    飢饉の歴史と現代(仁政思想の再評価/市場経済のコントロール/環境思想の系譜)
    補論

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著者プロフィール

宮城学院女子大学名誉教授。
1950年青森県生まれ。1980年立教大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、一関市博物館館長、東北芸術工科大学客員教授。著書『アイヌと松前の政治文化論―境界と民族―』(校倉書房、2013年)、『義経伝説の近世的展開―その批判的検討―』(サッポロ堂書店、2016年)、『近世北日本の生活世界―北に向かう人々―』(清文堂出版、2016年)、『非常非命の歴史学―東北大飢饉再考―』(校倉書房、2017年)、『道南・北東北の生活世界―菅江真澄を「案内」として―』(清文堂出版、2020年)など。編著『地方史・民衆史の継承―林史学から受け継ぐ―』(芙蓉書房出版、2013年)など。

「2022年 『戊辰戦争と東北・道南』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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