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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784642071345
作品紹介・あらすじ
ミロク信仰とはどのようなものか。救世主=弥勒(みろく)と民間信仰との関わりを通して、日本人の世界観を探る。また富士山を聖地とする信仰集団=富士講に注目し、修験(しゅげん)道(どう)が民間の庶民信仰と結びついて新しい宗教を作り出していくありさまを解き明かす。天変地異の鯰(なまず)信仰にも触れ、歴史民俗論、現代民俗論、都市民俗論へと展開する宮田民俗学の源流を示す。
感想・レビュー・書評
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富士講や浅間信仰については、養蚕地帯の女性たちを主体にしたものであったということ。
先に立つ行者たちは、さまざまなことを書き残しているが、内容は主観的で情緒的な感はいなめないが、それら自体が一種の「おふだ」のように信仰対象になったことは間違いないのだろう。
女性たちの関りかたについても、すぐれた一個人が現れてその人の主義主張が大衆を感化して広まるといったような、従来型の歴史観は、どうしても作り話的である。やはり主役は集団であり、集団の行動を文明論的にあるいは哲学的にとらえなおすことが第一歩となるのではないか。そういうことまでこの本に書いてあるわけではないが、女性史にとっては女性たちの民俗や伝来の信仰が重要であることは宮田氏がよく書いていることである。
このシリーズは著者の著作集にもれた小編を毎月1冊づつ集成したもので、地方の書店にも並んだ。その後、何年かで本はネット購入が大半となり、書店にあまり行かなくなる。
『宮田登日本を語る〈2〉すくいの神とお富士さん』 吉川弘文館 2006年詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2009年 2/24 30冊目
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ミロク信仰の概念で現代の富士講研究に大きな影響を与えた宮田氏の富士信仰に関する小論集。
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