本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (262ページ) / ISBN・EAN: 9784642071406
作品紹介・あらすじ
江戸時代以降、民衆意識の中に伝えられてきた日本的ユートピアとはどのようなものか。民話、芸能、信仰の中にみられる死後の世界観から、死を絶対的な終焉(しゅうえん)と見ない考え方を指摘。霊魂は不滅で常に生まれかわりを繰り返す「ウマレキヨマリの思想」を解明する。さらに、初期の柳田民俗学で論じられた非農業民へのまなざしを展開し、差別の問題に迫る。(解説=岩本通弥)
感想・レビュー・書評
-
記録だけ
2009年度 11冊目
『宮田登 日本を語る 8 ユートピアとウマレキヨマリ』
宮田登 著
発行所 吉川弘文館
2006年9月10日
243ページ 2730円
本日、『宮田登 日本を語る 14 都市の民俗学』を読了。
『暮らしの中の文化人類学』(波平恵美子著)やその他とと併読していたので、若干内容があちこちごちゃついたきらいはあるが、内容が興味深いので丁寧に楽しむ。
女護ヶ島は波平恵美子女氏の夜ばいの話しにだぶる。
体内としての聖山は正月に参拝した信貴山を思い浮かべる。
幡竹の話しも興味深く、春日大社おん祭の能楽入り口に立てられた竹笹の鳥居とイメージが多少重なる。
竹は思いの外、意味深いようだ。
京都の八つ橋で有名な『聖』。 この聖という言葉にも意味が深くあったのだなと思いつつ、生八つ橋とニッキの香りに心奪われる。
月曜日、息子に買ってきてもらおう・・・。
いつもながら 少々ふざけたにんげんだな、私って^^
落語についてはシャーマンとしての噺家が書かれていた。
落語や民話や伝承文芸の意味合いも楽しい。
隠里の『椀貸伝説』は柳田國男氏の『山の人生』でも出てきたことを覚えているが、非常に興味深い。
『椀貸伝説』に関する本を読んでみたい。
この場合は山の穴蔵が、あの世とこの世の境界となっている。
境界について書かれた本を探すのが先決かも知れない。
他にも興味深い内容がてんこ盛りの、質の良い 幕の内弁当といった感じの一冊であった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示
著者プロフィール
宮田登の作品
本棚登録 :
感想 :
