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Amazon.co.jp ・本 (394ページ) / ISBN・EAN: 9784642079105
作品紹介・あらすじ
近代印刷の基盤が確立した明治は、わが国伝統の板目木版、西欧の革新的な銅版・石版など、史上稀に見る多種多様な〝版〟の時代であった。双方はどのように関係を切り結んできたのか。浮世絵版画の衰退と再生、新聞・雑誌の口絵・挿絵印刷など、印刷・版画の変遷を豊富な図版とともに辿り、明治という時代そのものを表現した版画の実態を解き明かす。
感想・レビュー・書評
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「文明開化」という言葉に代表されるように、明治時代は社会的・文化的に大きな変化を迎えた時代でした。
印刷出版の分野においても、江戸時代 から受け継がれた伝統技術と西洋から輸入された新技術が競合し、印刷方法から出版物の流通形態に至るまで様々な面で発達を遂げて大衆文化を支えました。特に、版画のようなビジュアル印刷物は新聞や雑誌といったニューメディアに新しい需要を得て大量に提供され、情報をわかりやすく伝えました。
本書は、激動の時代・明治を前期、中期、後期の3つ時期に区分し、それぞれの時代における版画出版の様相を時系列で論証しています。当時の手記からの引用や図版も多く掲載されており、視覚的にも楽しい構成です。
新技術の登場によって出版界が変革を迎える当時の様子は、電子書籍が台頭している現代にも通じるものがあります。情報社会の「これから」を考えるための教養のひとつとして、ぜひ歴史にも目を向けてみてください。
(ラーニング・アドバイザー/図情 YAMAMOTO)
▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1356471詳細をみるコメント0件をすべて表示
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