古代女性史への招待 “妹の力”を超えて

  • 吉川弘文館 (1899年12月31日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784642079372

作品紹介・あらすじ

古代の女性たちは、政治的・経済的に大きな力を持っていた。進展する研究成果をふまえて描かれた豊かな古代女性の姿は、これまでの女帝中継ぎ論や、家事・育児の役割を昔からのものとする「常識」、男を支える聖なる女の〈妹の力〉幻想を超えて、現代社会を問い直す可能性を示す。さまざまな史料を読み解き、わかりやすく語る、格好の古代女性史入門。

感想・レビュー・書評

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  • 夫婦別姓や女性の社会進出に反対する理由として、伝統を壊してはいけないからという人がいる。しかし日本の歴史から見ればそんなことは伝統でもなんでもない。近代に作り上げられた幻想だ。勝者の男性が残した都合の良い歴史ではなく、女性の歴史をずっと知りたいと思っていた。女性史という分野があることもこの本を読んで初めて知った。民俗学で実際に行われたという、現代の性別や家に背負わされた役割が史学に投影され、本来の女性の姿をねじ曲げてしまうということにもとても同意。良い本に出会った。

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著者プロフィール

帝京大学名誉教授

「2021年 『女帝の古代王権史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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