定本 徳川家康

  • 吉川弘文館 (2010年11月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784642080477

作品紹介・あらすじ

二六〇年にわたる将軍家の礎を築いた「天下人」家康の生涯を、「本拠」東海地域を中心に描く。三河の統一から武田氏との攻防を経て、小牧・長久手、関ヶ原、大坂の陣に至る道程と、家臣団・隣接する各勢力の動向、「公儀」を実質化するための政治戦略を、研究史とともに詳細・平易に叙述。史料を吟味し、相次ぐ新説も丁寧に検証した、家康論の決定版。

みんなの感想まとめ

家康の生涯を一次史料に基づき、詳細かつ平易に描いたこの書籍は、特に東海地域に焦点を当てており、彼の複雑な事績を理解するための貴重な資料となっています。著者は様々な説を紹介しながら自身の立場を明確にする...

感想・レビュー・書評

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  • 2010年刊行であるため現在では更新された箇所もあると思われるが、家康の生涯を一次史料ベースで叙述した一冊として理解の助けとなる内容だった。東海地域という視軸を重視する点から、詳細に記述される検地の実態も興味深い。

  • 戦国ちょっといい話・悪い話まとめ管理人さんおすすめの本。
    「定本」というタイトルの名に恥じない名著である。

    特徴的なのがある事実を説明する際に、
    様々な説を紹介した上で著者はこの立場を取る
    という書き方をされている点だった。
    徳川家康という人物についてだけではなく、
    客観的・多面的な文章の書き方というのは
    このように書けば良いという点でも勉強になる。

    この本が書かれたのは2010年頃であり、
    13年経っているため新設も色々と出ており、
    それに関しては大河に合わせて刊行された
    胴著者の「徳川家康の決断」も併せて読むと面白い。

  • 一向一揆との戦いは家臣たちとの関係が計れるので面白い

  • 徳川家康の複雑で大量な事績を、家康の一生を追いつつも、主に東海地方に焦点を当てて語った良書。
    領地支配などの経済系が自分は不得手なので読み終えるのに非常に時間はかかったが、逸話をメインに語られることの多い家康という武将を、論文を中心に多角的に描写しており、リアルな家康像を把握するのにひじょうに役立った。(図書館にて)

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著者プロフィール

本多隆成
静岡大学名誉教授。1942年、大阪市生まれ。大阪大学卒業後、同大学大学院に進み、博士を取得。静岡大学人文学部教授、放送大学静岡学習センター所長などを歴任。著書に『定本 徳川家康』『徳川家康と関ヶ原の戦い』『徳川家康と武田氏』(いずれも吉川弘文館)など。

「2022年 『徳川家康の決断』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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