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Amazon.co.jp ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784642080590
作品紹介・あらすじ
幕末前夜、高野長英や渡辺崋山らが弾圧された「蛮社の獄」は、洋学を忌避した鳥居耀蔵が蘭学者たちを断罪した事件とされてきた。しかし、「蛮社」の由来でもある尚歯会は弾圧されておらず、崋山とは無関係な僧侶らによる無人島渡海事件が重視されるなど、多くの謎が存在する。奉行所での取り調べや判決の周辺にも注目し、事件の真相に迫る。
みんなの感想まとめ
歴史的事件「蛮社の獄」を新たな視点から探求した本書は、幕末の洋学者たちへの弾圧を中心に、従来の解釈を超えた深い考察を提供しています。著者は、尚歯会や無人島渡海事件など、これまであまり注目されてこなかっ...
感想・レビュー・書評
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渡辺崋山や高野長英といった尚歯会への弾圧として語られがちな蛮社の獄を史料に当たり従来の定説にとらわれず解釈しようとした意欲的な著作である。
とは言っても本書で語られている内容は、例えばみなもと太郎がマンガ「風雲児たち」で取り上げている切り口と大差なく、そこまで真新しい見方ではない。
著者は海防に熱心な崋山像に違和感があるようだ。
僕の意見としては、鎖国していた日本が国をひらくにあたって海防を意識するのは当然な気がするので、著者の意見には賛同しかねる。
本書を読んで、歴史学をやってる人って大変だなと感じた。
どんな人間だって思考がぶれる。
それなのに、誰々はこういう思考だったはずだという仮説を立て、その仮説にあうように史料を読み解く。
人間の思考がどこでどれだけぶれるかなんてわからないのだから、そうやって読み解くしかないのだろうけど、なんだか著者の考えに適合するようにこじつけているだけのような気もしてしまう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
渡辺崋山も完全無罪ではなさそう・・・
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