描かれた倭寇 「倭寇図巻」と「抗倭図巻」

  • 吉川弘文館 (2015年1月5日発売)
2.50
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 18
感想 : 3
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (112ページ) / ISBN・EAN: 9784642082532

作品紹介・あらすじ

十六世紀、主として中国沿海部で略奪・密貿易・狼藉を行ない、諸地域を荒廃させた倭寇。以前より知られていた「倭寇図巻」に加え、中国で新たに発見された「抗倭図巻」を全ページカラーの大画面で本邦初公開。両図巻を比較検討して関係性を探り、現在は行方不明の第三の倭寇図巻の存在を指摘。日中共同による倭寇図像研究の最先端へと読者を誘う。

みんなの感想まとめ

倭寇の歴史を深く掘り下げ、特にその活動の二つの時期に焦点を当てた作品は、倭寇に関する新たな視点を提供します。著者は、先に知られていた「倭寇図巻」と新たに発見された「抗倭図巻」を比較し、両者の関係性を探...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ふむ

  •  倭寇活動は大きく二つの時期に分けられる①14世紀半ばから後半、朝鮮半島から中国沿海部(前期倭寇)②16世紀半ば、中国沿海部(後期倭寇)。
     
     倭寇との戦いを描いたものに「倭寇図巻」がある。
     
     似たような構成を持つ「抗倭図巻」が近年、中国で見つかった。
     
     二つの図巻の関係は…。
     
     倭寇掃討者の胡宗憲の戦勲図として生まれた「原倭寇図巻」が、やがて倭寇によって蹂躙された桃源郷の回復を寿ぐ物語へと変貌、それを基に工房で自由に制作、広く受容された蘇州片と呼ばれる模本の一種だと考えられる。

  • 「毎日新聞」(2015年01月18日付朝刊)で、
    張競さんが紹介しています。
    【推理小説読むような専門研究の展開】
    (2015年01月19日)

全3件中 1 - 3件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

東京大学史料編纂所
東京大学史料編纂所

「2017年 『大日本古文書  家わけ第十八 東大寺文書之二十三』 で使われていた紹介文から引用しています。」

東京大学史料編纂所の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×