鎌倉将軍・執権・連署列伝

  • 吉川弘文館 (2015年11月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784642082860

作品紹介・あらすじ

鎌倉幕府政治の中心にあった将軍、そしてその補佐・後見役であった執権・連署にはどのような人物がいたのか。初代将軍源頼朝から最後の将軍守邦親王まで、将軍・執権・連署の任にあった三十五人の人物そのものに焦点を絞り、それぞれの立場での行動や事績について、エピソードを交えつつ解説する。巻末に詳細な経歴表を付し、履歴を具体的に示す。

みんなの感想まとめ

鎌倉幕府の権力者たちに焦点を当てたこの伝記集は、将軍、執権、連署の35人の人物像を通じて、幕府の政治体制や権力の変遷を深く掘り下げています。各人物の行動や業績をエピソードを交えて解説し、権力争いや朝廷...

感想・レビュー・書評

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  • 鎌倉幕府の幕政の中心、鎌倉将軍・執権・連署35人の伝記集。
    総論 鎌倉幕府と将軍・執権・連署
    源氏将軍の時代ー関東草創ー
    摂家将軍の時代ー武家政治の輝きー
    後嵯峨皇統 親王将軍の時代ー鎌倉幕府の変貌ー
    後深草皇統 親王将軍の時代ー滅亡への道ー
    (1)源氏将軍・摂家将軍系図  (2)天皇家・親王将軍系図
    (3)北条氏系図
    鎌倉幕府執権・連署 経歴表  鎌倉幕府将軍職 経歴表
    参考文献は各項目の末尾に掲載。
    鎌倉将軍・執権・連署35人の伝記は、政治体制や権力の移行、
    権力争い等、鎌倉幕府の変遷をも読み取れる。
    史料を駆使し、突き合わせて検証し、明らかにしているが、
    各項目での執筆者の書き方は様々なため、生涯の一部だけが
    掲載されていることもある。
    なんというか鎌倉幕府って、安定しているようで不安定。
    混乱するほど人物がいる北条氏一族であれども、
    得宗家を支える者たちもいれば、対立や乱を起こす者有り。
    登用された幕府要人たちも、権力を望めば出る杭は打たれる如く、
    一族郎党滅亡という憂き目に。元寇の後の混乱の余波も。
    また、朝廷と幕府、将軍と北条氏の微妙な関係もある。
    そして、多くの不満が結集し、約150年続いた幕府は、滅亡。
    血塗れな歴史は、自ら血塗れで終わる・・・かぁ。
    摂家将軍と親王将軍が理不尽に退位させられ、
    多くのその後が不明というのも、哀れを誘う。

  • 鎌倉時代の流れを権力者に焦点を当てて眺めることができる良書だと思う。鎌倉幕府の権力構造の複雑さも感じられて面白い。しかし本当に唐突な滅亡だったんだな…としみじみ。

  • 1革命ルール(武力)導入
    2武力(武士)と約束、安堵、公正な裁判
    3権力者の悪手と、活かす者
    4大きな力(元寇、天皇)
    5社会経済の疲弊

    本文に無い感想(笑)
    鎌倉幕府の出来たわけ(滅亡も)

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著者プロフィール

2007年、歴史史料を調査・研究し、その成果を公開する目的で設立。主な事業としては、①定期的な研究会の開催、②専門書籍の刊行、③史料集の刊行を行っている。最近では、一般の方々を対象に歴史講座を開講し、同時に最新の成果を伝えるべく、一般書の刊行も行なっている。会事務所は、東京都練馬区石神井5-4-16 日本史史料研究会石神井公園研究センター。主な一般向けの編著に『信長研究の最前線』(朝日文庫)、『戦国僧侶列伝』(星海社新書)、監修に『戦国時代の天皇と公家衆たち』、『六波羅探題研究の軌跡 研究史ハンドブック』(文学通信)、「南朝研究の最前線(朝日文庫)、『日本史を学ぶための古文書・古記録訓読法』(吉川弘文館)、『戦国期足利将軍の最前線』(山川出版社)、『関ヶ原大乱、本当の勝者』(朝日新書)、『伝奏と呼ばれた人々』、『家司と呼ばれた人々』(ミネルヴァ書房)など。
http://www13.plala.or.jp/t-ikoma/index.html

「2022年 『論考 日本中世史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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