世界史のなかの天正遣欧使節

  • 吉川弘文館 (2017年9月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (250ページ) / ISBN・EAN: 9784642083256

作品紹介・あらすじ

九州のキリシタン大名がローマに派遣した天正遣欧使節。四人の少年はヨーロッパで文化交流の記録を残して帰国した最初の日本人となった。彼らが日欧双方にもたらした衝撃とはどのようなものだったのか。八年間の往復行だけでなくマルコ・ポーロの時代まで遡り、イエズス会日本開教以来の遣欧計画、旅程、彼らの知的遺産などからその全貌に迫る。

みんなの感想まとめ

歴史的な文化交流の一端を担った天正遣欧使節の派遣計画やその背景、行程について詳しく掘り下げられており、読者は日本と西欧の相互理解の変遷を知ることができます。特に、彼らが持ち帰った知的遺産は、当時の「イ...

感想・レビュー・書評

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  • 派遣計画自体の背景・人選・行程は勿論のこと、日欧双方に残された知的遺産にも詳しい内容。前史として語られる双方の対外認識の変遷や、それに関わる「インド」概念の拡張といった現象の解説も興味深い。

  •  古代以降の日本における西欧認識、西欧における日本認識の変化を検証した上で、それぞれ「天竺」「インド」を限界としていた世界認識のパラダイムに大変換をもたらした事件として「天正遣欧使節」を再解釈している。同使節以前にも西欧へ行った日本人はいたが、帰国に成功し、なおかつ記録を残した最初の例という意義を強調している。慎重な史料批判で先行研究を更新している点が少なくないので、松田毅一はじめ定評ある過去の類書の焼き直しではない。

  • 2018.11.10

    中原

  • 東2法経図・開架 210.48A/I23s//K

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著者プロフィール

1974年東京生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。大阪大学大学院文学研究科准教授、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院客員研究員、ヴェネツィア・カ・フォスカリ大学訪問研究員などを経て、早稲田大学文学学術院教授。著書に『大航海時代の東アジア』『世界史のなかの天正遣欧使節』(ともに吉川弘文館)がある。

「2025年 『戦国めし、南蛮メシ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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