記憶の図像学: 亡き人を想う美術の歴史

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  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642083485

作品紹介・あらすじ

造形的な美しさで人びとを魅了する仏教美術。時に作品は死者への切実な想いにより制作され、敬われ、残されてきた。聖徳太子や源頼朝の追善供養、藤原道長の逆修供養、源信による臨終行儀作法などをとりあげて、死と向き合うことの意味を歴史的事象からさぐる。作品を、生者と死者とのつながりとして捉え直し、その果たしてきた社会的役割を描く。

著者プロフィール

1960年東京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(文学)。日本学術振興会特別研究員、帝塚山学院大学文学部専任講師、奈良女子大学文学部教授を経て、現在、京都市立芸術大学客員研究員。1991年国華賞受賞。著書に「仏教説話画の構造と機能ー此岸と彼岸のイコロジーー」(中央公論美術出版、2003年)、「国宝 六道絵」(共編著、中央公論美術出版、2007年)、「地獄めぐり」(講談社、2019年)ほか。

「2021年 『仏教説話画論集 下巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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