- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784642083973
作品紹介・あらすじ
室町・戦国時代に制定された法はいかなるものであったのか。その多様な内容や史料のあり方、研究上の争点をわかりやすく紹介。幕府・守護・在地領主・戦国大名・公家・寺社・村・町など、さまざまな階層の権力に制定・運用された法の形式や内容を解説。学問・身分・家族・経済・軍事・宗教・災害・慣習などから法と社会の特質を考える注目の一書。
感想・レビュー・書評
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室町・戦国時代へのアプローチにはいろいろな視点、方法があるだろうが、本書は、"法"に焦点を当てて、大きくは、①幕府、戦国大名、公家、寺社、村・町等の多元的な法制定の主体とその内容について、②学問、身分、家族、経済、軍事等の多様な領域における法の特徴について、概論的な論文が取りまとめられている。
一般読者にも分かりやすいように、これまでの学説や新しい動向が紹介されており、また参考文献も充実しているので、興味を持ったテーマを深掘りすると面白いと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
幕府・守護等の諸権力、学問・経済といった諸領域といったテーマ毎に室町・戦国時代の法についての論考がまとめられた概説書。成文法のみならず慣習法まで含まれていて、当該分野の入門書として面白い。
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東2法経図・6F開架:322.14A/Ma93m//K
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