室町・戦国時代の法の世界

  • 吉川弘文館 (2021年6月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784642083973

作品紹介・あらすじ

室町・戦国時代に制定された法はいかなるものであったのか。その多様な内容や史料のあり方、研究上の争点をわかりやすく紹介。幕府・守護・在地領主・戦国大名・公家・寺社・村・町など、さまざまな階層の権力に制定・運用された法の形式や内容を解説。学問・身分・家族・経済・軍事・宗教・災害・慣習などから法と社会の特質を考える注目の一書。

みんなの感想まとめ

法の視点から室町・戦国時代を探求する本書は、幕府や戦国大名、公家、寺社、村・町など多様な法制定主体の特徴を明らかにしています。学問、身分、家族、経済、軍事など多岐にわたる領域における法の運用が、わかり...

感想・レビュー・書評

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  •  室町・戦国時代へのアプローチにはいろいろな視点、方法があるだろうが、本書は、"法"に焦点を当てて、大きくは、①幕府、戦国大名、公家、寺社、村・町等の多元的な法制定の主体とその内容について、②学問、身分、家族、経済、軍事等の多様な領域における法の特徴について、概論的な論文が取りまとめられている。

     一般読者にも分かりやすいように、これまでの学説や新しい動向が紹介されており、また参考文献も充実しているので、興味を持ったテーマを深掘りすると面白いと思う。

  • 息子のゼミの先生なので、読んでみた

    序論 室町・戦国時代の法の世界/第1部 諸権力の法(室町幕府法ー法と裁判の特質/守護の法ー周防国大内家の法を中心に/在地領主法ー「領主制論」的視角の成果と限界/戦国大名の分国法ー大名領国のための法典/戦国大名の法規・法令ー「型」と正当性/公家法ー公武政権と社会の慣習/寺社法ー聖と俗の狭間で/村法ー惣村文書と村掟/町法ー京都の事例から)/第2部 法の諸領域(学問と法ー清原宣賢と式目注釈/身分と法ー身分の体系化と可視化/家族と法ー相続と婚姻を中心に/経済と法ー徳政令と撰銭令/軍事と法ー軍隊の編成と規律/宗教と法ー法華宗の京都進出と為政者の宗教政策/災害と法ー戦国大名による災害対応/慣習と法ー民間慣習の成文化)

  • 幕府・守護等の諸権力、学問・経済といった諸領域といったテーマ毎に室町・戦国時代の法についての論考がまとめられた概説書。成文法のみならず慣習法まで含まれていて、当該分野の入門書として面白い。

  • 東2法経図・6F開架:322.14A/Ma93m//K

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著者プロフィール

2007年、歴史史料を調査・研究し、その成果を公開する目的で設立。主な事業としては、①定期的な研究会の開催、②専門書籍の刊行、③史料集の刊行を行っている。最近では、一般の方々を対象に歴史講座を開講し、同時に最新の成果を伝えるべく、一般書の刊行も行なっている。会事務所は、東京都練馬区石神井5-4-16 日本史史料研究会石神井公園研究センター。主な一般向けの編著に『信長研究の最前線』(朝日文庫)、『戦国僧侶列伝』(星海社新書)、監修に『戦国時代の天皇と公家衆たち』、『六波羅探題研究の軌跡 研究史ハンドブック』(文学通信)、「南朝研究の最前線(朝日文庫)、『日本史を学ぶための古文書・古記録訓読法』(吉川弘文館)、『戦国期足利将軍の最前線』(山川出版社)、『関ヶ原大乱、本当の勝者』(朝日新書)、『伝奏と呼ばれた人々』、『家司と呼ばれた人々』(ミネルヴァ書房)など。
http://www13.plala.or.jp/t-ikoma/index.html

「2022年 『論考 日本中世史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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